『歯周病』と関連の大きいその他の病気について
成人の多くがかかっていると言われている歯周病ですが、
近頃若い世代にも増え、中学生でも増加していると言われています。
歯周病は、歯やお口の中の健康だけに限らず、
全身に関わる、様々な他の病気のリスクを高めたり、
多くの関連が、わかるようになってきています。
特に関連が指摘されているものに、
“糖尿病” “心臓病” “脳卒中” などがあります。
歯周病のない人と比較すると、歯周病のある人は
心臓の場合は 2倍心臓発作を起こしやすく、
冠状動脈の病気にかかる確率が、2倍とも言われています。
『歯周病』は、細菌に感染して起こる病気です。
その感染した菌は血流を介して、身体中の臓器にも運ばれます。
歯周病を放置すると、その悪い菌が身体中に運ばれ続けることになります。
…こう聞くと、当然身体中に良くないであろうことは、なんだか想像がつきますよね?
心臓は中でも感染しやすい臓器で、アメリカなどでは心臓病の人は
歯周病の治療や感染のチェックをこまめに行うのが、常識になっているようです。
また、脳卒中の場合は
特に脳梗塞のリスクが高まり、2〜3倍とも言われています。
他にも様々な関連が言われていますが、
日頃から、お口の中を清潔に保つことはもちろん
定期的に歯科医院を受診して、
歯周病のチェックや治療、メインテナンスをして予防を行うことが、
全身の健康のために、とても重要だと言えます。
どうでしたか?
お口の中だけでなく、全身の健康のために、
是非メインテナンスを受けることをおすすめします