[8/3] 続・持つべきものは…
そうです!持つべきものは、「ともだち」なんですね。
またまた、お声がかかりました。
北浜編に続いて2度目の登場、親友のムラタさん。
彼女とは、芸大時代から私と数知れずのアートを見てきた深い仲。
アートは、私たちにとってきっと
何は無くとも、これさえあればというものでしょう。
そして、そういうところで通じ合える友って、一生ものでしょう、絶対。
ということで、アートな一日を、私が勝手に決めこんじゃいました。
どうぞおつきあいくださいマセ。
福島・中ノ島編です!!
まずは、ランチ。
福島の「イル ルオーゴ ディ タケウチ」へ。
ポンデベッキオで腕を磨いたシェフのお店だそう。
雑誌で、内装がオシャレそうだったので、行ってみたくなりました。
和風のパスタが、美味しかったです。
そこから歩いて、中之島にある
国立国際美術館で開催中の
写真家・森山大道の展覧会へ。
キーワードは、「ON THE ROAD」。
半世紀の軌跡、大規模に見られるのは嬉しいですね。
くわしくは、コチラ。
私もシルバーゼラチンプリントは、芸大時代の授業で一眼レフカメラを買い、
写真を撮り、暗室で現像したことがありますが、
あんなに綺麗に白と黒のコントラストが出て、
そして中間色が繊細にでるものなのですね。
ため息がでます。
そして、森山大道の写真の撮り方(上映してたドキュメント見た)が、
ヨリタで隠し撮りをする私の撮り方に似てました(笑)。
さりげなく隠し撮り。
巨匠と一緒でよかった。
この辺でおすすめカフェは、「graf」です。
最近、何かいい展覧会が少ない気がする…と、私がもらすと
ムラタ’sマメ知識が炸裂。
「3.11以来、海外の美術館が
自分のところの国宝級の作品を日本に貸し出すのを躊躇してるんだよ」と。
北浜編と異なり、真実味あふれるマメ知識…。
成長したねぇ(涙)
いやいや、今、彼女は教職免許(美術)取得のための試験のまっただ中。
毎日、新聞を読んでるそう。
その後は、「堂島リバービエンナーレ2011」へ。
音楽:坂本龍一
アート:杉本博司/チームラボ/池田剛介/杏橋幹彦
建築: 原口啓+三木慶悟/柳原照弘/永山祐子
という有名な顔ぶれ。
展覧会は見に行く数を重ねれば重ねるほど、
作品の前に立ち、作者と無言の対話が楽しめるようになってくる自分がいておもしろい。
きっと、10年前の私だったら、頭に?マークがとびかっていたことでしょう。
今は心でメッセージを感じることができる。
そうやって、深いところでつながりを感じられることは感動ですし、
奥深さを感じるほど、アートってやめられないと思います。
中でも「百年海図巻 アニメーションのジオラマ」という
インスタレーションの作品は、ツボでした。
展覧会概要を紹介しているものがありましたので、。
ご興味のある方は、コチラまで。
いやいや、大人なアート日和だったねぇ~。
と一日を終え、飲みますか、とホッと一息ついたところで…。
長い付き合いだけど、ちょいちょいカブるよねぇ~何かと。
森山大道のモノクロワールドを意識してか、
二人とも白黒ボーダー…
恥ずかしいから、そこは仲良くなくてよくないか(笑)??
と言いつつ、アートな一日を終えました。
今日は行きたいところだけ勝手に決めて、
あげく道に迷い、ムラタ’sのスマホにナビしてもらい、
迷惑かけてごめんなさい。そして有り難う。
そしてそして、末永くよろしくね。
というわけで、方向音痴で自分勝手な私が持つべきものは、
スマホと素晴らしき友なのでした。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。
次回もお楽しみに!!
<感動クリエーター 吉岡 純子>