[2/2] 目に見えないもの
今日は、田坂広志さんの講演を受けました。
以前、院長から薦めて頂いた田坂さんの本以降
田坂さんの本をすべて読み、何度も読み返し、
今も学ばせて頂いている私にとって、お話しを聴ける念願の機会でした。
演題は、目に見えない資本主義 ~貨幣を超えた新たな経済原理と日本型経営の復活~ でした。
たくさんの学びの中から一つ。
これからは目に見えない資本が重要だということ。
例えば、入社したばかりの新入社員のころは、
自分の仕事だけでおおわらわなものも、
だんだん職場の雰囲気とか空気が見えるようになってきて、
目に見えないものが見えるというのは、ひとつの成熟の姿。
これはどんな組織にもにも言えることだと思いました。
たとえば、患者様が治療をされても
その後に、あの患者様はちゃんと笑っていたかな?
今日の晩ごはんは食べれるかな?
と感じる事が見えないことを感じとることのひとつです。
そう思えるようになることは、
目に見えないものを感じている、
つまり人間の成熟している証拠です。
そこを大切にしていくと、
いい知恵や周りの関係性や文化ができていき、価値ができる
そして、患者様にいいものが提供できることに繋がります。
私たちも常々、患者様のお口を診るではなく
患者様をみるようにしていますが
もっともっと、患者様の背景や未来の姿を
応援していけるようにならないと、使命感を感じています。
<スマイルクリエーター 新谷 順子>