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[11/28] 歯科医療活動

各地から雪の便りも聞こえてくる季節となりましたが、
いかがお過ごしでしょうか。
歯科衛生士垣内です。

私は11月20日~11月24日まで、フィリピン共和国のカオハガン島
歯科医療活動に行って参りました。
その歯科医療活動とは、澤田代表理事が率いる
NPO法人ジャパンデンタルミッションという団体です。(以下JDM

JDMとの出会いは、昨年の11月にJAVDOという、これも又、歯科医療活動に
ベトナムへ参加させて頂いた時、吉田スマイル歯科歯科衛生士の久保田さん
出会えた事でした。

JAVDOは、上本町ヒルズ歯科院長永井先生永山先生登美ヶ丘の大野さん
4人で、参加させて頂きました。
久保田さんとはそれ以来のお付き合いで、仲良くさせて頂いており、その彼女からJDMのお話を聞き、
私は「是非、参加したい!!」と連絡したのを覚えています。

そして、11月フィリピン共和国に参加させて頂こう!!
と、2人で約束をしました。
フィリピンは、7000近い島々で出来ていて、その1つに、カオハガン島があるそうです。
1家族平均5人近くの子供さんかいらっしゃるそうです。

又、カオハガン島は東京ドーム1個ぐらいの大きさで、
そのカオハガン島には、私の大好きな車やバイクという物は
一切走っておらず空気が澄んでいて、すごくきれいな所で、又星空もすごく
きれいで、私は34年間生活をしてきて、初めて流れ星を見ました。


願い事をとなえる前に、悲しくも流れて消えてしまいましたが…(笑)。
この星空を皆さんに見て頂きたいですが、私のデジカメでは撮る事が出来なく
非常に残念です。

でも、周りは海に囲まれている為、真水はありませんので、
輸送してもらっていてすごく貴重な物でした。
そして、私たちが当たり前のようにしている事。
例えば、蛇口をひねれば、水や温水が出て、ボタンを押せば、暗い部屋が明るくなる
そういう物もありません。

私たちの汗を洗い流す手段は、輸送してもらっている水のみです。
又、自家発電の為、電気もすごく貴重で、自然の風で髪の毛を乾かし、
又、暗い部屋を明るくしてくれるのはオイルの入ったランプ一つでした。


でも私は、「早く日本に帰りたい!!」とは、思いませんでした。
正直、恋しいとは思いましたが、こういう生活は絶対イヤ!!、帰りたいとは
一切思いもしませんでした。

むしろ帰国する時、すごく悲しいというより、心にポッカリと穴が空いた様な
寂しさが込み上げてきました。
それは、きっと島の方々の優しさ笑顔に触れ、又子供さんのキラキラと光る瞳
出逢えたからだと思っております。

23日の最終日のお昼過ぎから、砂浜で子供さんや大人の方を交えて運動会をしました。
その種目に、赤と白に分かれての玉入れ競争があり、カオハガンハウス(宿泊している所)の
母屋で、ボールに赤いサインペンで、ラインを引いているところ、島の子供さんが来て、
一緒に手伝ってくれたのです。


すごく感動しました。
又、一緒にボールに赤のサインペンで書いている時、誰が教えたのか分からないのですが、
THE BOOMの”島唄”を一緒に歌いながらラインを引いていきました。

本当に感激しました。
と共に、悲しみも込み上げてきました。
それは歌詞に込められている想いなのか分かりませんが…。

又、100近いボールに診療が始まる前に、全てラインを引く事が出来ず、
箱の中になおして診療に出ている間に、カオハガンハウスにゲストで来られていた方々が、
手伝って下さり、私たちの午前の診療が終わって母屋に戻ってきた時には、
全て終わった状態でした。
私は本当に感動しました。

5日間という私にとっては短い期間でしたが、私の人生で最高の宝物が増えたと感じております。
そして、私はカオハガン島の方々が虫歯になり、抜かなといけない歯を少しでも少なくし、
又、歯の大切さを伝えたいと心から思いました。


又、カオハガン島に一緒に行った、平田チームリーダー、上崎先生、富田先生、川渕先生、
衛生士の佐々木さん、久保田さん、水田さん、木下さん、ボランティアの伊藤さん

私はこの9名の方と出会えたことを感謝し、一緒に活動できた事を誇りに思い、光栄です。
本当に有難うございました。

最後になりましたが、長い間お休みを頂く事を、
了承して下さった、院長をはじめメンバーの皆さん本当に有難うございました。
垣内は最高に幸せです!!
そして、永遠の平和を祈ります。

<歯科衛生士 垣内 万智子>

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