二食兼用をされる方に
初めまして!こんにちは。
4月入社のデンタルコーディネーターの西田です。
先日、待合室にて患者様との会話で嬉しかったことがあったので
ここに記してみたいと思います。
ある患者様が
『甘いものが大好きで、寝る前の粒あんが止められないの。
あとね、朝昼兼用のご飯をとってしまう。
だからいつも血液検査でヒヤヒヤするし、糖尿病にならないか心配!』
と、おっしゃっていました。
私は栄養学が好きなので、
空腹時に、一気にご飯を食べてしまうとどうなるかのお話を
させていただきました。
そしたら、
『えぇ?!二食兼用はだめなの?!あ〜気をつけなくちゃだね、
丁寧に話してくれてありがとう』とおっしゃって下さいました。
患者様が悩みを打ち明けて下さったことと、
『ありがとう』を聞けたことが、とても嬉しかったです。
詳しい内容は、下記にまとめましたので
二食兼用をよくされる方は、是非お付き合いください♪
食べ物を食べると、食事の中の糖質が吸収され、血液中の糖の値が上がります。
これは、一般的な状態です。
しかし、朝食を抜いて昼食を食べた場合、
食べ物の吸収と血糖値がグンと上がります。
急激に血糖値が上がると、『インスリン』というホルモンが
血糖値を下げようと分泌します。
このホルモンは、分泌され過ぎると血糖値が下がりすぎて
眠くなったり、だるくなったり気持ちがマイナスになりやすいです。
脂肪細胞の分解を、抑制する働きがあるので肥満の原因とも
なってしまいます。
インスリンは、食後に分泌されるのが一般的な状態ですが
問題なのは「分泌されすぎ」の状態。
二食兼用だけでなく、ご飯だけ・パンだけ・麺だけになると
より血糖値が上がりやすくなって、『インスリン』が働きやすく
なります。
そこで血糖値をコントロールすることで、心と気持ちの安定に繋がり
食欲をコントロールすることができます。
その為には、1日3食食べることと、野菜やお肉や魚などと
合わせて食べるのが理想です。
無理のない範囲で、選ぶ工夫から始めてみませんか♪
●丼ぶりやカップラーメンのみの方は、1人前のサラダをプラスしたり
野菜やお肉、魚が乗っているものを多く摂れるように意識して選ぶ。
or +
●おにぎりなら、タンパク質が多いもの(塩蔵食品より魚の具材)を選ぶ。
●甘い菓子パンではなく、お惣菜パンを選ぶ。
→
ちなみに!!!
寝る前のおやつは、危険です。
寝ている間は唾液が少なくなるゆえに、食べかすを放置すると
菌が増えやすく、虫歯になりやすいからです。
しっかり噛んで食べて、歯磨きしてから寝ましょうね♪
<デンタルコーディネーター 西田 遥>