[’07/7/7、7/8] 発表
第10回北海道予防歯科臨床懇話会に参加しました。
参加者は実践会事務局長の岡本、実践会メンバーの新谷、宮本、そして私の4名。
場所は、帯広市歯科医師会館です。
また懇話会の参加者は200名、キャンセル待ちになりました。
1日目は、懇話会メンバーのスタッフ発表会。
1医院の持ち時間は約25分、7医院の発表がありました。
具体的には
① 藤堂デンタルオフィス(富良野):DA鳴海友香 「『コミュニケーション力向上』大作戦!!」 ② 加藤歯科(南幌):DH三浦恵里子、吉澤春美 「知的障がい者支援施設への訪問と口腔清掃の必要性について」 ③ 熊澤歯科(小樽):DH猪口恵 「患者さんへの治療説明~自己診断を取り入れた方法へ~」 ④ アップル小児矯正歯科(苫小牧):DH白取紗代、鈴木明日香 「アップルがI・S・O 9001」 ⑤ 林歯科(旭川):DH谷佳奈枝、佐々木愛美、角谷沙希 「矯正患者に対する口腔内写真の撮り方について」 ⑥ つがやす歯科(帯広):DH長江美香、永井砂千子、横岡奈穂子 「3年で見えたつがやす歯科の魅力」 ⑦ 砂盃歯科(高崎):DH宮内梨絵、深沢美代子 「いさはい歯科医院DH Step up への道」 |
この後私の次の日の基調講演のプレゼン、医院紹介を行いました。
そして7月8日(翌日)は午前9:30~12:30の3時間、私の基調講演がありました。
タイトルは「ニューコンセプト歯科クリニック」。
何故短期間に私が新しく医院を改築する必要があったのか、
何故そこまでこだわるのか
何故短期間で結果が出たのか
その理由を実践例を交えて解りやすく、そして時には熱くお話させて頂きました。
午後からは
⑧ 懇話会10年を振り返って~6歯科医院の院長より発表 (つがやす歯科・アップル小児矯正歯科・熊澤歯科・林歯科・ウエル歯科・さいとう歯科室) ⑨ ~私の医院づくり~砂盃先生(高崎市開業)、康本先生(柏市開業)、諸井先生(大阪市開業) |
そして私を含めた、シンポジウム(コーディネーター・栂安秀樹)がありました。
シンポジウムで
「予防歯科を実践する上で、失ったものや捨てたものはありませんか?」
と言う質問がありました。
私の答えは
「才能のある人であれば、全く失うことなく自分のやりたいことや得たいものを
手にすることが出来るでしょう。
しかし私は凡人。それは不可能。
ならば自分がやらなくてもいいもの、私がやるより成果が出るものはその人にお任せする。
しかし、私がやりたいことで私がやるほうが短期間で効果が出ることは私がやる。
即ち、役割分担を明確にしました。
だからこそ、私のようなものでも成果を出すことが出来たのでしょう。
言い換えれば自分がやりたいことをやって、楽しいことだからやり続けることに
こだわる事が出来たのでしょう。答えはシンプルです。」
今回の各医院の発表は、どれも素晴しく解りやすい内容でした。
プレゼンテーターの誰もが、楽しそうでした。
この会が10回を迎えることが出来たのも、毎年この会で自分たちの取り組みを
知って頂きたいとの思いで、楽しくそして真剣にこだわり続けた結果であると思います。
今回も、この会を通じ、多くの前向きな先生方とお知り合いになれたこと、
そしてこの会に私を呼んで頂いた、
主催者である帯広のつがやす歯科医院の
栂安秀樹先生に心から感謝致します。
有難うございました。
<北の台地に熱い人々が多数集まった 寄田幸司>