[’08/2/10] 院内セミナー(歯周外科)
今日は新人ドクターを対象とした勉強会を、院内で開催しました。
テーマは歯周外科。
参加者は髙木先生・大西先生・森山勝行先生・森山知子・永山先生・吉田先生・
川崎先生(市来歯科勤務医)、そして私の8名。
講師は、いつもお世話になっています、大阪市南森町で開業しています、
市来正博先生にお願いしました。
今回は、講義だけでなく実習付き。といいますか、実習がメイン。
豚のあごを使い、歯周外科の基本、切開と縫合を中心に指導して頂きました。
冒頭、市来先生の言葉。
「美しいメスさばきや、無駄のない縫合は、才能ではない。いかにその人が努力したか。
人一倍努力することなしに、自分には才能がない、出来ないとは言わないで下さい。
そんな言い訳をする時間があれば、日々練習をして下さい。
出来る人は、人が見ていない所で日々努力しているのです。」
市来先生が言う言葉だから、重みがありました。
もっとうまくなりたい、
もっと高いレベルの治療をしたい。そして患者様に喜んで頂きたい。
その気持ちがあれば、腕は上達します。
自分に限界をつくらない、自分の能力を信じることで、自分の才能を伸ばすことが出来ます。
今回のセミナーでは、そのことを学びました。
私も実習中、「こんなはずはない、自分はもっと出来る」と言い聞かせていました。
まるで昨日から上映が始まった「チームバチスタの栄光」に登場する、
天才心臓外科医になった気分で。
<最高の歯周外科チームを作りたい 寄田幸司>