[’08/5/21] ドクター研修⑤ スピーチ訓練
今日はドクター対象のスピーチ訓練を行いました。 講師は、日本経営(株)の橋爪さん。
日頃私たちは、患者様と真剣に向き合い、診察を行っています。 時には、一心不乱 寡黙に。 あってはならないことですが、説明不足や、思いがから回りしたり、 時には専門用語を使って、患者様に伝わらないことも。
ということで、自分の考えを理路整然と、分かりやすくお伝えするため、 話し方教室(スピーチ訓練)を実施することになりました。
内容は、まず1~2分の自己紹介。 そして各自話すテーマを決め、一人ずつ約3分間、みんなの前でスピーチをします。 その後、チェアーサイドでの会話訓練。
他の参加者は全員、温かい心で応援しながら聞いています。 その後皆で、良かった点、悪かった点を報告し合います。
決して流暢に話せるよう、訓練するのではありません。 カミカミでも、クチベタでも構いません。
ポイントは、その思いが伝わるかどうか。 気持ちのこもった、愛情いっぱいのスピーチなら、聞く人は心打たれることでしょう。 その反面、どんなに立派な内容でも、上辺だけでは心の残ることはありません。
ドクターとして、患者様を大切に思う心、 出会いに感謝する心、 人を尊ぶ心、 その人の立場に立って発言する心、 いかなる状況でも、真摯な態度で接する心、 心のあり方が、言葉や表情に表れます。
これからも、スピーチ訓練続けて参ります。
<心からの言葉は 必ず人の心に響く 寄田 幸司>