●アンチエイジング医学とは？

　・アンチエイジング＝若返りではない
　・ターゲットは健康な人
　・病気の治療をするものではない

　つまりアンチエイジング(抗加齢)医学とは、
　従来の医学が対象にしていた「病気の治療」から、
　「健康な人のさらなる健康」を指導し、
　生活の質(Quality　Of Life：QOL)の向上を目指す、究極の予防医学です。

●アンチエイジングで何歳を目指す？

　・オプティマル・ヘルス
　それぞれの世代における、心と体が最もイキイキとしている
　理想的な健康状態を指しています。
　５０、７０、９０歳といったその時の年齢の、最高の健康状態を表す言葉です。

　⇒当面はオプティマル・ヘルスを目指す

　・オプティマル・レンジ
　抗加齢医学では、老化度を判断する値として、
　オプティマル・ヘルスを保つためのオプティマル・レンジ(最適値)を
　提唱しています。

　普通の人間ドックならば、「あなたの標準範囲に入っています」という
　結果で満足するかもしれませんが、抗加齢医学では、さらに上の状態を
　目指していきます。

　⇒理想は３０歳！オプティマル・レンジでは３０歳の体が心身ともに
　バランスがとれていて最高である。

●加齢(エイジング)のメカニズム

加齢とは？
・加齢には２種類存在する

　１.物理的加齢
　時間が経過することで、しだいに構造体(体)が老化してくること
　⇒進行を停止させたり、ブレーキをかけさせることは不可能

　２.生物学的加齢
　物理的加齢のプロセスに存在するさまざまな因子により体に生じる劣化現象。
　この結果が不可逆的に蓄積されたものが老化(senescence)である。

　⇒生物学的加齢の進行は、きわめて不均一に進む
　⇒その進行は、病的加速を伴っており、進行中であれば、
　抑制したり、防止したりすることにより、生物学的加齢を止められる。

●歯肉マッサージも目的と効果

　歯肉及び口腔粘膜に優しく触れる(マッサージ)することによって、
　患者様の緊張感・不安感を和らげ、眠くなるほどの心地よさをもたらします。

　歯間乳頭・歯根の先にあるツボをマッサージすることによって、
　血流促進・免疫力アップ効果を期待します。
　※歯根の先には東洋医学で経路
　(人体エネルギー気の通り道があるといわれている)

●３つの効果

　・リラクゼーション効果
　・免疫力アップ効果
　・唾液分泌促進効果

「歯間マッサージの手法を学ぶことは、とても大切。
でも私は、手法(スキル)を伝えたいのではありません。

歯間マッサージを学ぶことで、患者様への細やかな心配り、
優しい声かけ、そしてリラックス出来る空間や時間を、提供したいのです。

これは、日頃のアシスタント業務や、予防業務でも生かされるハズ。
患者様に、喜びと安らぎを与えるということは、全てに、共通するものです。
そこを理解して頂ければ、嬉しいです。」