[’10/11/16] 通い続ける意味
引き継ぎの患者様が、多くこられています。
それとは逆に、以前退職していた
衛生士岩橋さんが、この春から復職しました。
そのこともあり、
岩橋さんには特に引き継ぎの患者様が多数、配当されることになりました。 岩橋さんは、知識、キャリアもあり、患者様への説明もわかりやすく、丁寧。
だから、安心して引き継いで頂いています。
その岩橋さんが、今日は朝礼で一言、お話する日でした。
そこで、彼女が話したこと。
「私は、ここ数ヶ月
引き継ぎ患者様も多数みています。そこで、少し残念に思うことがあります。
担当衛生士が変わることで、そのまま受診(定期健診)を
中断してしまう患者様が、見うけられるのです。
今まで担当していた
衛生士さんが、いなくなるから、来る動機や、モチベーションが下がった。
それは、仕方のないことかも知れません。
その人に
会いたいから、お話が楽しいから、定期健診に通い続けることは、もちろん悪いことではありません。
しかし、私たち
衛生士が本当に伝えたいことすなわち、定期健診の大切さ、
予防の大切さを、理解して頂けていたら、
担当衛生士が変わっても、この医院に通い続けるでしょう。
だから、私はこれからも患者様に、
実りある豊かな生活をして頂くための定期健診の大切さを、事あるごとにお伝えしていきます。」
全ての
衛生士が、患者様のことを思い、一人一人にあったアドバイスや、予防処置を伝える、
また、患者様に指導した内容や検査結果、
経過写真など、きっちり資料を残しておく。
それら全てがきちんと整っていれば、例え担当者が変わったとしても
何も不安に思うこともなく今までの
安心に通い続けて頂けるのでしょう。 岩橋さんの、今日のコメントを聞き、
私たちの医院に多くの患者様が、人が変わろうとも“通い続ける意味”
自問自答する、いい機会になりました。