マネキントレーニング
1.左上4~7 頬側面(遠心偶角から近心中央まで)
・術者のポジション:フロント(立位or座位)
立位の場合=自分のみぞおちに患者様の頭をあわせる
上顎セッティング
ヘットレストと背板の間に入り込む
右足に重心をかける
・患者のポジション:右をむいてもらう
・左手: 7 遠心偶角のみミラー使用(短めに持ちレストをおく)
67 チョキの手をして、第3指=頬粘膜排除、
第2指=スケーラーのサポート、第1指=上顎右側咬合面
45 第2指=頬粘膜排除、第1指=サポート
・右手第4指:顎外固定(下顎小臼歯あたり)
・スケーラー:G#11(大臼歯)
GA#11(小臼歯)
遠心偶角 モーション:インサイドロッキング、インサイドツイスト、ドロッピング
ストローク:縦、斜め
頬側中央~近親中央
モーション:ドロッピング、インサイドロッキング、インサイドツイスト
ストローク:縦、斜め
*指導していただいたこと、自分の課題
・右手の肘を張り、ドロッピングの動きを正確に行う
・遠心~近心にむかって、手の甲が右向き~上向きになるようにする
・ 6 はドロッピングから始める
・左手の第4,5指が患者様の顔にかぶらないようにする
・左手第2指のサポートを忘れないようにする
・小臼歯部は隣在歯にレストをおいても良い
・右手の小指が離れないようにする
2.上顎 3~3 唇側面(遠心偶角から近心中央まで)
・術者のポジション:フロント
・患者のポジション:上顎セッティングにすると行いにくいので、少し頭を上げる
・左手:第2指=唇排除、第1指=サポート
・右手第4指:隣在歯固定
近心偶角のみ、左手の親指サポートの爪の上におく
・スケーラー: 123 GA#11
: 321 GA#12
モーション:ドロッピング、インサイドツイストロッキング
ストローク:縦
★ポイント
少しずつレストの位置を変えること(1歯につき4~5回)
→第一シャンクを歯軸と平行にするため
*指導していただいたこと、自分の課題
・ドロッピングの動きができておらず、手首に力が入っている
→指先と腕に力をいれるようにする
・肘を張ること
・第一シャンクと歯軸が平行になっていない
→ハンドルの向き、固定の位置を常に意識すること
・隣接面にエッジがきちんと当たるようにすること(コルの下は歯石がつきやすい)
3.左下4~7(遠心偶角から近心中央まで)
・術者のポジション:バック
・患者のポジション:右を向いてもらう
7 遠心 ・左手: 7 遠心 第2指= 6 におく、第3指=頬粘膜排除
・右手第4指: 左手2指第一関節の上に固定をおく
中央、近心 ・左手:第2,3指=頬粘膜排除、第1指=サポート
・右手第4指:顎外固定(上顎前歯あたり)
★もう一つの方法
・左手:第2指でスケーラーをサポートし、側方圧をかける
第3指で頬粘膜排除
・右手第4指:右上小臼歯あたりに固定をおく
・スケーラー:G#12(大臼歯)
GA#12(小臼歯)
モーション:ドロッピング
ストローク:縦
*指導していただいたこと、自分の課題
・レストの位置を部位によって変えること(右上臼歯→上顎前歯)
・スケーラーを長く持ちすぎると力が入らない
・トゥ先があたっていないと、エッジがかからないので注意する
・術者のポジションは11時くらいが良い
4.右上 7~4 頬側面(遠心偶角から近心中央まで)
・術者のポジション:フロント
・患者のポジション:左を向いてもらう、上顎セッティング
76 ・左手:第3指=頬粘膜排除、第2指=サポート
・右手第4指:右下咬合面に固定
54 ・左手:第2指=サポート
・右手第4指:顎外固定(あごのあたりにおき、スケーラーを長く持つ)
・スケーラー:G#11(大臼歯)
GA#12(小臼歯)
モーション:ドロッピング
ストローク:縦
*指導していただいたこと、自分への課題
・76 近心にくると、第一シャンクが歯面から離れてしまう
→刃部全体を歯にそわせること
・左手のサポートが離れないようにすること
・指で引く癖を直し、正しいドロッピングの動きができるようにすること
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