[’12/4/1] 淀川マラソン その② 2秒の意味
スタートを知らせる号砲が鳴ったのは、きっかり9時30分。
私たちは、列の前、3分の1ぐらいの位置にいました。
そのため、スタートラインに進んだのは、約40秒後。
道幅は広くなく、参加者も多かったため、スロースタート。
市民マラソンなので、楽しい雰囲気が、満ちていました。
入江先生は、私たちとスピードが違うので、前列スタート。
私と同走したのは、
山口先生、森永さん、石田さん、ローゼンさんの4名です。
ペースメーカーは、石田さん。
石田さんに皆が、どれ程併走できるか楽しみでした。
先ほどお話しましたように、スタート後2kmまでは、ゆっくりペース。
それから、少しずつ列が、広がってきました。
私は最初は、一緒に走っていましたが、少しずつ差が広がりました。
しかし、離れないよう何とかついていきました。
石田さんに離れずついていく、その目標があったため、
ある一定のぺースで走れたと思います。
石田さんには、本当に感謝です。
7km過ぎ、ヒザの痛みもそれ程でないこともあり、
この頃から、タイムを気にするようになりました。
もう少しペースを上げれば、1時間以内に走りきることが出来る。
そう、思えるようになりました。
その後は、時間との戦い。
また、この頃より向かい風になり、
もちろん、体力も少しずつ消耗して足が重くなりました。
満足な準備も出来ない中、今のベストを尽くすのみ。
1時間を切ること、
そして、ゴールでメンバーが待っているだけを意識し、
悔いのない、そして、今できるベストを尽くす、
それだけを考え、ゴールを目指しました。
結果は、59分58秒。
後、2秒遅ければ、目標を達成することが出来ない、
ギリギリのゴールでした。
達成できたのは、自分の力ではありません。
プレッシャーをかけ続けてくれた、石田さん。
そして共に、併走してくれた山口先生、
森永さん、ローゼンさん。
そして、ゴールで待ち続けてくれたメンバーの皆。
皆のお陰で、私なりの目標を達成することが出来ました。
本当に、本当に、感謝です。
<いつも感謝 寄田幸司>