[’13/11/5] 新人ドクター 研修資料
今年も岡山大学と東京歯科大学から
研修医2名を受け入れることになりました。
大学を卒業、めでたく国家試験に合格しても、
ここで思うこと。それは、歯科医師免許を頂いただけ。
臨床医としては、まだまだ半人前。
これから知識と技術の研鑽を積み重ね、
患者様に愛される歯科医師への道を、歩み続けるのです。
そのスタートである、臨床研修施設として、
数ある中から、私たちの医院を選んで頂いたことは、本当に有難いこと。
ということで、先日12月より、研修医として
勤務される髙島先生が、事前見学のため、お越し頂きました。
その帰り際、研修の始まるまでの1ヶ月
何か学ぶ資料などあれば、頂きたいという有難いお言葉頂きました。
普通は勤務後にお渡しする資料です。
しかし、少しでも私たちの考え方や治療方針、
理解して頂いたほうが、研修後の指導もスムーズに
行えますので、早速、郵送でお送りすることにしました。
①「ドリーム通信」 (全45ページ)
ヨリタ歯科クリニックへの私の思いを綴ったもの。
これを読むと、私たちの医院の存在理由、今までの成長のプロセス、
そして私たちが目指す理想の医院が、よりよく理解出来ます。
②「ドクター診療マニュアル」(全86ページ)
これは、診療におけるマニュアルを写真入りでわかりやすく解説したもの。
ドクターの治療レベルの均質化と、平等化には欠かせないもの。
③「一緒に守ろう ヨリタ歯科クリニックルール PARTⅠ」(全12ページ)
診療マニュアルだけでは表現できない私の治療へのこだわりや思いを綴りました。
患者様の立場に立った行動や、治療方針の立案が出来るようになります。
④「一緒に守ろう ヨリタ歯科クリニックルール PARTⅡ」(全13ページ)
パートⅡは、その追加バージョン。
私の勤務医への思いは尽きることは、ありません。
⑤「私の愛する勤務医の皆様へのメッセージ集 その①~その⑮」(全31ページ)
診療中、勤務医の先生が患者様と関わる中で疑問に思うこと、
是非このように行動してほしいと思うことなど、過去に起こった
さまざまな事例を紹介し、わかりやすくお伝えしていきます。
実際、研修が始まると、診断や治療方針の立案など、
検査結果やレントゲン写真、口腔内の状態などで判断してしまいがち。
しかし本当に大変なのは、患者様の真の声や要望に耳を傾けること。
心の声を聞くこと。
木を見て、森を見ずになってほしくはありません。
私が望むのは、ただただ患者様に愛され信頼されるドクターになって頂くこと。
そのために、上記の5つの資料は、必要不可欠であると思います。
研修医2人は、研修終了後も、私たちの医院で勤務することを希望しております。
これは、本当に有難いこと。
ここで数年いることで、ヨリタ歯科流の診療スタイルと考え方に染まります。
その意味でも、責任重大。
ここに来て良かった、ここで勤務することで、
ドクターとして一人前になれた、そう思って頂けるよう、
全力を尽くしていきたいと、心から思っています。
?<人は育てたように育つ 寄田幸司>