[’14/6/30] 一流の男は「気働き」で決める
元リッツ・カールトン日本支社長で、
現「人とホスピタリティ研究所」代表の、高野登氏の最新著書、
「一流の男は『気働き』で決まる」を、読みました。
この本は、リッツカールトンと世界のホテルで出会った
“本物のエリート”の仕事と生き方について、書かれたもの。
高野氏がいう、「気働き」とは、
『全方位的に心のアンテナが働く様子を指す。 厳しさ、しなり強さ、やさしさ、ユーモアなど、 その時々い応じて臨機応変に周りの心に寄り添い包み込む、 大人が持つべき感性のこと。』 |
その中で、心に響いた文節。
一流の気働きな男は、「野心」と「志」を両立させる。
ここでは、私たちの医院も2012年9月に
研修旅行で訪れた、伊那食品工業の塚越会長の言葉を、紹介していました。
野心とは、経営者が自分一代で何かを成し遂げようとする 強烈な思いや野望。 他方、志とは、自分一代ではとうてい成し得ることができない ほどの大きな目的を、次の世代へとつないでいく意志、祈りのこと。 |
自分の世代ではなく、次の世代において
この会社がどうあるべきか、どうなっていきたいのか、
その理想像を具体的に思い浮かべ、それを実現するために
今からその努力を続ける。
そう100年先の未来を考え、今やるべきことを、実行しているのです。
未熟な経営者の私にとっては、信じられない程高い「志」です。
ということで、厳しさ、しなり強さ、やさしさ、ユーモアを持ち合わせた
一流のリーダーになるため、これからも成長し続けてまいります。
?<大人の感性を、持ち続ける 寄田幸司>