院長ブログ

[’15/11/13] 知恵の場

日本ホスピタリティ推進協会が、主催しております
サービス産業経営者及び経営スタッフ育成のための勉強会 知恵の場
京都 第二期が、今年も開講しています。

具体的には、

「知恵の場」は、サービス産業の次世代リーダーの皆さまに、
「CS・ホスピタリティの第一人者、実践者の経営ノウハウ」を学んでいただく
セミナーとして、東京・京都・福岡で、毎年開催しています。

京都では、11月から3月まで様々な業界の一流講師をゲストに、
夕方から開催します。先駆者のCS経営の考え方から、現場のノウハウまで、
具体的なヒントが、学べます。


私もご縁があって、昨年は第2回でお話させて頂きました。
そして、今年は以下のスケジュールで、開催されています。

●プログラム第1回 2015年11月6日(金)18:15~20:45
日本経営品質賞に輝く、牛タン専門店に学ぶ理念経営
100年企業への理念共有と、人財共育PDCA

講師:株式会社ねぎしフードサービス 代表取締役 根岸 榮治 氏

●プログラム第2回 2015年12月15日(火)18:15~20:45
感動サービスでリピーターを創造するタクシー会社
お客様が感動し社員が躍動する会社づくり
講師:中央タクシー株式会社 代表取締役会長 宇都宮 恒久 氏

●プログラム第3回 2016年1月14日(木)18:15~20:45
日本における「ホスピタリティ」の第一人者
ホスピタリティの原点

講師:トーマス アンド チカライシ株式会社 代表取締役 力石 寛夫 氏

プログラム第4回 2016年2月17日(水)18:15~20:45
職員が輝き、患者様が感動する日本一の病院
ひとの心が輝く組織づくり

講師:川越胃腸病院 常務理事 須藤 秀一 氏

●プログラム第5回 2016年3月17日(木)18:15~20:45
クレームは宝物。社員が輝く日本一のお掃除会社
報・連・相で磨きあげる強い会社づくり

講師:四国管財株式会社 代表取締役 中澤 清一 氏


先週の第1回には、ヨリタ歯科クリニックから、石田さん髙橋さん
参加しました。

私も第2回には、参加する予定です。

ということで、以下は2人の感想の一部です。
ご興味のあるあなたは、お読みくださいね。

知恵の場でねぎし社長のお話を聞いて、
まず組織がものすごくしっかりしている会社だと思いました。

理念が浸透していて、なおかつ人は財産と考え、
共に築き学びあう事を大切にしている会社でした。

100年企業と言っているが=永続性と考え、働きがいを感じる企業を、
どうしたら作れるか、色々やってこられたなかで今に至っておられました。

昔、東京に上京される前は、利益が目的で人材も、
商品と同じように使い捨ての経営をされてたそうです。

ある日、出社したら誰一人居なくて近くに同じようなお店ができ、
今まで働いていたスタッフがそのお店で、働いている状況だったそうです。

正直、3カ月恨み続けたそうです。

ヨリタ歯科も昔、同じような出来事があったと聞いていたので、
少し似ていると思いました。

月に1500通のアンケートをもとに、商品開発から、
女性が一人でも食べに来れる環境を、店舗に作るなど、
それ以外はアンケートの中に、本日一番輝いていたスタッフの名前と、
コメントを書く欄があり、半期ごとに表彰するなどスタッフにも、
嬉しい取り組みをされています。

そういう所はやりがいにも繋がると思うので、すごく良いと思いました。

あと、プロジェクト活動でコンテストなども開かれていて、
Q(クオリティー)では合同焼講習・S(サービス)では、
ロールプレイングコンテスト・C(クレンリネス)では、
クレンリネスコンテスト・H・A(ホスピタリティ&アトモスフィア)では、
親切大賞の運営など、各店舗で競い合い、チーム力を高め団結させ、
それがいかに考えて行動することにつながっていくか、
成長を実感できる場を作ることが上手な組織でした。

ねぎしフードサービスでは、アルバイトの方も、なかなか辞めないという事で、
私が最後にどうしたらそんなふうに、皆の志やモチベーションを維持できるのか
質問したところ、迷ったら経営理念に戻るんですと言われていて、
少し衝撃を受けました。

今私がいてる立場や物事の考え方で、今回の知恵の場は、
とても良い学びになりました。

こんな組織があるなら、やはり負けたくないですし、
ヨリタのスタッフも素晴らしい人財が揃っていると思うので、
後の4回知恵の場に行くスタッフとも強みに変えていけたらと思いました。

今回は、株式会社ねぎしフードサービスの根岸社長のお話を、
聞かせていただきました。

ねぎしフードサービスの取り組みの特徴として、徹底した
理念教育と、理念をかなえるための仕組み化がなされており、
非常に驚きました。飲食業界は非常に盛衰があり、
新規出店しても、平均して3~5年で廃業する事が多いそうです。

その中、ねぎしフードサービスは100年企業を目指すという事で
今回のお話が始まりました。

ねぎしフードサービスの仕事の目的は、
「お客様の喜びと満足をえることである」であり、
そのためには5大商品(味、接客、清潔、親切、楽しさ)を、
高いレベルで提供するために、人財共育をPDCAで回す事に、
力を注いでいます。

このPDCAにも独自の考え方があり、PDCAのCは
通常ならCheck(検証)ですが、ねぎしフードサービスでは、
Communication(コミュニケーション)と捉えています。

P(計画)→D(実行)の後には、必ず対話をもって評価しています。

このPDCAの話で特に印象的であった根岸社長の言葉があります。
それは、皆がPDCAのP(計画)から参加すれば「我が事」、
D(実行)から参加すれば「他人事」という言葉です。
私はP(計画)を一人で行うことが多く、皆にD(実行)からの
参加を中心に行っていたため、とても反省しました。

これからの共育として、できるだけ多くの方にP(計画)から、関わって
いただけるよう、C(コミュニケーション)を大切にしたいと思います。

今回の根岸社長のお話では、人と人とが結びつく、理念経営の素晴らしさを
教えて頂きました。特に次年度の経営指針書を作成するときには、
4ヶ月ほどかけて、全員の意見を吸い上げている話には、とても素晴らしい
取り組みであると思います。

皆が、皆で作った計画を実行し、お客様に満足していただけるような、
仕組みをヨリタ歯科クリニックでも実現していきます。

今回は、貴重な話を聞く機会を頂きありがとうございました。


 知恵の場は、学びの場  寄田幸司>
 このページのTOPへ

 

関連記事

[’24/11/22] スマイルクリエーター勉強会②

[’24/11/11] インフルエンザ予防接種

[’24/10/21]撮影終了

新着記事

[’24/11/22] スマイルクリエーター勉強会②

ヨリタのインプラントチーム

【完全復活!】クリスマスフェスタ2024 開催決定!

Concept