昨年4月より、エントリーが始まった「第2回ホワイト企業大賞」募集。
私たちは歯科医療を、提供しています。
そのため、メンバー全員いつも白衣を着用して
仕事に、あたっています。




その意味では、ホワイト企業そのものなのです。
ということで、今回ダメモトで応募することにしました。
一次選考会に提出した書類は、以下のもの。




私たちの取り組みを、分かりやすくまとめました。
そして先週の土曜日、ホワイト企業賞・ホワイト企業大賞の発表・表彰式が
東京都新宿区西新宿にある、ベルサール新宿グランドでありました。


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ホワイト企業大賞とは

ホワイト企業という言葉が、最近使われるようになってきた。
これはブラック企業の対極にあるということだろう。
「ブラック企業」とは、セクハラ、パワハラ、過酷な労働、
劣悪な作業環境、給料や残業代の未払いなど、社員の幸せを
かえりみない経営をしている企業、あるいは公害の垂れ流しや
公序良俗に反するような、反社会的な企業をさす。
昔は、「女工哀史」、「蟹工船」、「公害」などに象徴される
ブラック企業が多かったが、時代とともに法律がその存在を
許さなくなってきている。
にもかかわらず、いまだにブラック企業が話題になっている。
一方、経営者の徳が高く、社員思いで、ホワイト企業と
呼べるような企業も、昔から存在した。
不思議なことに、一般にブラック企業よりホワイト企業の方が
業績は良い。
社員を犠牲にして、利益を追求しているブラック企業よりも
社員の幸せを大切にしているホワイト企業の方が、
利益はあがっているのだ。
おそらく、合理的に利益を追求するよりも、社員の人間性や
「やる気」を尊重するほうが、企業の業績や成長に
貢献するという事だろう。
とすれば、ホワイト企業の数が増えれば幸せな人が増え、
社会はより良い方向へ進化し、おまけに企業の業績もあがり、
経済も活性化し、国力も増し、良いことずくめになる。
日本の社会にホワイト企業がどんどん増えてほしい、
という願いを込めて、ここに「ホワイト企業大賞」を設ける。
ここでは「ホワイト企業」の定義を、下記のように簡潔に定める。
ホワイト企業=社員の幸せと働きがい、社会への貢献を
大切にしている企業
以下、詳細を記す。
1. 「ホワイト企業大賞」ならびに、それに付随する賞(年によって異なる)
を年一回選定し公表、表彰する。
2. 有識者からなる「ホワイト企業大賞」企画委員会を設置する。
受賞候補の募集と絞り込み、受賞企業の選定など一連の業務を
この委員会が、担う。
3. 受賞候補は、規模の大小・業種などは一切問わない。
また必ずしも企業に限定されることなく、役所、NGO、NPO、
任意団体も含まれる。ただし、主たる設置場所が日本国内で
あることが条件。推薦は、自薦他薦など自由。
ホワイト企業大賞 企画委員長
天外伺朗
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私たちの医院も、最終選考にノミネートされていましたので、
私と新谷さん、髙橋さんの3人で参加しました。
タイムスケジュールは、以下の通り。
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■第一部 第2回ホワイト企業大賞発表&表彰式
13:00 開会あいさつ、企画主旨、ホワイト企業大賞企画委員紹介
14:00 ホワイト企業大賞発表&授賞式
第一回大賞企業 伊藤 俊人氏
(ネッツトヨタ南国株式会社 取締役)スピーチ
(休憩)
■第二部 第2回ホワイト企業大賞発表&表彰式
15:40 天外 伺朗(ホワイト企業大賞企画委員長)スピーチ
16:00 ダイアログ・セッション
■第三部 第3回ホワイト企業大賞募集について
16:45 前野 隆司(企画委員・慶応SDM教授)ホワイト企業指数アンケート
分析結果の説明
16:55 第3回ホワイト企業大賞募集に関する概要説明
(移動)
17:30 懇親会
19:30 終了
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第2回ホワイト企業大賞にノミネートされた企業は、以下の7社。
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有限会社 ai
■ノミネート理由
札幌市内に、大手フランチャイズ・コーヒーショップを3店舗経営している。
全国千数百点のフランチャイズのなかで、総合ランキング5位に入る店舗の他いずれも人気店であり、新商品のテスト販売員にも選ばれている。
専業主婦から転身した経営者は、幸せを願う愛ある経営を目指している。
職場は非正規社員の割合が大きいが、信頼して任せること、
自由に考えて働くこと、互いに感心を持って思いやることが自然と
浸透し社員は誇りを持ち、愛着をもって働いている。
その自然体の取り組みに感銘を受けた。
石坂産業株式会社
■ノミネート理由
1999年。ニュースの誤報をきっかけに、ダイオキシン問題で標的に
されたところから、「掃除」と「あいさつ」と「ISO」を徹底することで、
現在の燃やさない「分別処理」で、95%(土のリサイクル率は100%)
への変身を、遂げた。
「この人はこういう完成でこういうことができるから、あの仕事をまかせよう」
というように、社員に仕事を合せることや、社員が先生役を務める
「石坂技塾」などを通じて、社員・地域・地球に優しく愛される永続企業
づくりに尽力されていることに、感銘を受けた。
株式会社イノブン
■ノミネート理由
江戸時代後期の1814年に、紙問やとして京都で創業。生活雑貨全般を
扱う店舗運営企業といて現在に至り、京都を中心に関西近県に14店舗を
経営している。まさに、200年間創業地に続く老舗である。
50年ほど前から、店舗運営を各社員に任せる仕入販売方式を採用し、
社員を従業員ではなく主業員呼ぶのも、現場尊重の表れである。
その分、現場の負荷は高いが、コミュニケーションの良さと、
社員間で育まれた感謝の気持ちが、問題を解決へと向けている。
現場を生かし今を生きる、老舗のチャレンジ精神に感銘を受けた。
株式会社王宮
■ノミネート理由
海外旅行者に対して、「日本でよい思い出をつくること」という使命感のもと、
握り寿司体験や餅つき体験など、日本文化が楽しめるサービスを提供。
また、自転車貸出や数か国語でのルート案内の提供、国際電話の無料サービスなど、改善を続けながら、きめの細かいサービスを提供し、宿泊客から
大きな反響を、得るようになった。
どんな施策を行うかという「手法の導入」に走らず、自分たちが本当に
やりたいことを真剣に考え、会社や各組織の「使命感」から経営を行うことに
よる一貫性と、情熱に感銘を受けた。
こんのグループ
■ノミネート理由
古紙を中心としたリサイクル事業を行う、企業グループを経営している。
社員を大切にすることや、地域活動への参加などで、すでに社会的な
評価を得ている。
戦後、先々代がリヤカー1台から始めた稼業の廃品回収業を
循環型社会を担う企業グループへと、発展させてきた。
職場は互いに思いやること・人としての成長の場となるよう、さまざまな
アイディアが具現化され、実践し続けられている。
強い熱意と繊細な心配りによる取り組みに、感銘を受けた。
学校法人爽青会
■ノミネート理由
祖父が創業した自転車・バイク・自動車の販売業から、3代目にあたる
現経営者が転身した。校舎内では、明るい挨拶の声がいたる所で交わされ、
オープンな文化が培われている。
教育に対する純粋で高い熱意は、経営にも通じ、原点を大事にし、
自主的に考える文化の醸成を目指して、言いたい事が言える雰囲気づくり
を行っている。ヒトの成長に対する、熱意ある姿勢に感銘を受けた。
医療法人ゆめはんな会 ヨリタ歯科クリニック
■ノミネート理由
1日平均160名の患者様が、来院している(全国平均1日17名)。
①明確なコンセプトや診療方針、②高い技術レベル、③患者様からの
圧倒的な信頼による経営を目指している。管理的なものではない、
仲間を大切にする”人間力”による家族のような関係のチームづくりを行い、個人の夢にもなる明確な目標設定を行いお互いに共有している。
小学生の職業体験の受け入れ、職員の家族も受け入れる託児ルーム、
さらには社内食堂の設置などを行う。
医療をサービス業・接客業として捉えて、ライバルはディズニーランド
だという姿勢、経営を風土・文化として拡げ、継承していく取り組みに
感銘を受けた。
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そしてなんと私たちの医院と、石坂産業株式会社様が
第1回の未来工業株式会社様と、ネッツトヨタ南国株式会社様に続き、
第2回ホワイト企業大賞に、選出されました。




これぞ、晴天の霹靂、
嘘のような、本当の話。
企画委員長 天外 伺郎先生は、お話していましたように
「ホワイト企業には、ゴールがない」のだとお話しておりました。

そのため、第2部では審査委員も含め
参加者全員で、「ホワイト企業とは」というテーマで、
四人一組で、テーブルワークを行いました。


そう、これからも「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にする経営」を
愚直ににやり続けることで、ヨリタ歯科クリニックは真のホワイト企業に
なれるのです。
この賞を励みに、
これからもメンバーと力を合せ、夢いっぱいの医院作りに
取り組んでまいります。
?<目指せ、真のホワイト企業 寄田幸司>