院長ブログ

[’16/4/18] 笑顔がいちばん

土曜日の夜は、3ヶ月に一度の
パートナー医院合同ドクター勉強会
ヨリタ塾開催日。

いつものように診療終了後、夜7時より約2時間開催されました。

今日の特別ゲストは、愛知県豊橋市にある
よしだがたファミリー歯科クリニック院長 山口 真史先生

山口先生は、2014年2月まで勤務していた、
ヨリタ歯科クリニックの、元副院長でした。

その後地元豊橋に帰り、お父様の後を継いで新規開業をしました。

目指すは日本で一番笑顔のあふれる歯科医院
笑顔が似合う山口先生には、ピッタリです。

ということで、勤務の先生方の当面の目標は、まずは開業して成功すること。
そのため、今から身に付けておくべきことを山口先生がわかりやすく
解説してくれました。

約1時間お話し、その後質疑応答
その後私も約30分ですが、この数ヶ月の出来事とその対策について、
お話させて頂きました。


以下は、山口先生の特別講演を開いての参加者の感想の一部です。
ご興味のあるあなたは、是非お読みくださいね。

今回山口先生が講演して下さると聞いて、参加したいと思ったのは、
先生がヨリタ歯科にいてくれた時の朝礼の話がいつも面白く、
勉強になっていた為、今回も学ばせてもらおうと思ったのと、
単純に山口先生に、会いたかったからです。
他のメンバーも、時間が合えば参加したかったと思います。

お話を聞かせて頂いて、やはり仕事によって自己成長できる環境や、
目指すべき先輩や、時にはライバルになる人など必要で、
心地良いだけの環境だけでは、駄目なんだなと思いました。

採用に時間とお金をかけないといけない事や、評価制度の難しさを、
実体験を元に、話して下さったのでわかりやすかったです。

また今回、人のことでうまくいかなかったのですが、
これだけ多くの事を学んでいて、次の目標もきっちりもっていて、
先生ならきっと理想の医院を作れると、思いました。

山口先生とは初対面で、どのような人物なのか断片的な情報でしか、
存じませんでした。ヨリタグループで働かせて頂いて一年が経ち、
グループ内のドクター同士での交流を持たせて頂くなかで、
「ヨリタグループらしいドクター像」が、おおまかにつかめてきたような気が
しています。

山口先生にお会いして、お話を聞かせていただくと、
自分の思っていたことが、間違いではないと感じることができました。

恥ずかしさや、自分ならまだ大丈夫、と考えてしまった時、ついあとまわしに
したり目を背けたくなる場面がたくさんあり、逃げることは簡単なので、
楽なほうへ流れてしますことが、あります。

目先の幸せが大切に思えてしまい、先のことを考えるのがおろそかに
なっている自分に気づいた事も、何度もあります。

そんな時どうすればよいのか?
又、その時に自分はその失敗を正面から受けとめ、
ターニングポイントを探り、すぐに解決に向けて動けるか?
自分の言葉で人に話すことができるのか?
その話をきいてもらえる仲間がいるのか?

たくさんの学びと課題が見つかりました。

先生はご苦労されたにも関わらず、わざわざお話をして、少しでも
仲間のドクターに共有してらっしゃる姿が、まず先生らしいなと思いました。
自虐ネタを交えながら、伝わるメッセージは、ダイレクトでうそのない、
心に響くものばかりでした。

山口先生が歩んでいる道は、茨の道かもしれないですが、
カッコイイ生き方だなと思います。
そんな姿を見て、私も後悔しない生き方をしたいと思います。

たった一人の生き方で、勇気づけられることはあるのだとしたら、
私は周りの人にとって、そういう人になりたいと思いました。
「なだらかな下り坂は平地にみえる」に気をつけて、危機感を持ちながら
がんばりたいと思います。

女性の多い職場というのは、うまく成立させるのは本当に難しいと思います。
自分も女性であるにも関わらず(だからこそ)そういう職場、仕事は
自分には無理だと、以前は考えていました。

女性は男性以上に「平等な対応(自分が特別扱いされたい、
という意識の裏返し)」を求める生き者だと思うので、リーダーに
そういうつもりはなくても、「自分以外の人がひいきされている」と受け取り、
不安になりやすいんだと思います。

評価制度というのも、何をもってした評価のものさしにするのか、
というところが非常に難しいと思います。例えば数字を評価のものさしにすると、
数字に表れない行動や作業で、貢献している事は評価されないとなると、
仕事に対するモチネーションが下がってしまう者もいると思います。

あとは、人間の「嫉妬心」というものもやっかいな問題で、経営者サイドも、
雇用者再度もコントロールが難しい所だと思います。

「やりがい搾取」についても、自分の中で答えは出せていません。

大切なのは、
「人からどう見られているのか」、「自分はどうなりたいのか」よりも
「自分がどうありたいのか」です。自分を信じましょう。

山口先生のお話を聞いての、この言葉が目に入ったというのは、自分に
対する何かのメッセージなのかな、と思います。

スタッフ問題に関しても、山口先生の「こうありたい」というコンセプトが
明確で、それにむかって先生らしく、誠実に歩んでおられれば、
それに賛同してくれる人材が集まると、感じます。

山口先生の伝えたかったメッセージと、私はお話をお聞きして
うけとった気付きは、ズレているのかもしれません。すみません。

私にこのように色々考えさせてくれるお話をして下さって感謝いたします。
同じ人間でも、おかれる立場や年齢等の変化で考え方も変わるとは思います。

今の私の考えも、まだまだ変わるかもしれませんが、一生懸命考えました。
お忙しいとは思いますが、体調には気をつけて、また機会がございましたら、
ご指導の程、宜しくお願いいたします。

院長とスタッフが仲がいいというのは、もちろん素晴らしいとは思うのですが、
それだけではうまくいかないというのは、自分を含め、過去多くのドクターが
経験されているのを見ているので、実証済だ。

言いたいことを素直に言わなければならない場面も、当然出てくる。
さらにはそれを素直に聞き入れてもらわなければならない。

時には嫌われることも必要である。

しかし、それが人のため、あるいは医院のためであると理解してもらえる日が
来ると信じて言い続けるしかないのかもしれない。

前提として、リーダーのビジョンはつねに皆で共有している必要がある。
どこにどう向かっていきたいのかより、組織のあり方は大きく変わるし、
個人のふるまいもまた、大きく変わります。

何を良しとし、何を悪とするのか、これもまた明確に共有しなければならない。

自身を含め、多くの人はこれをすることをあまり得意としない。
「いちいち言われなくても分かるだろ?」という感覚が無意識のうちに
出てくるのかもしれません。

院長を経験したこの数年で、それが全く間違っていることに気付かされる。
「院長を経験したこの数年で、それが全く間違っていることに気付かされる。

山口先生に足りなかったのは、もしかするとそういう所だったのかもしれません。あらためて、リーダーとはどうあるべきかということを感がるいい機会と
なりました。山口先生、本当にありがとうございました。

今日は、遠い所、講演に来て頂き、ありがとうございます。
ヨリタにいる頃から、出来るドクターだと思っていましたが、やはり、
話を聞かせて頂き、改めて意識の高いドクターは、違う事を痛感しました。

ヨリタにいる時から先生には、明確な目的意識があって、その目標に
到達するために、「今」何をするか、きっちりと考え、行動されていたんだと
思います。

多くの勤務医は、なかなか明確な目標を設定できずにいます。
先生のように、OBのドクターの現在進行形の話は、勤務医の方々に
とっては身近にいる私達院長よりも、伝わる話であったように思います。

無理難題を押し付けて、負担をかけすぎるのはよくない事ですが、
試練を与える事は、リーダーの仕事のようにも思えます。低い意識と
中途半端な努力の先にあるのは、お互いの不幸のように思えるからです。
先生の高い意識にこれからも刺激をうけながら、私も成長していきたいと
思います。

自分がもし将来、院長になった場合、どうありたいのか、どうあるべきなのかを
考える良い機会になりました。

院長とスタッフの関係性はどうあるべきなのか、常日頃から私も考えています。
幸いにも、いくつかの医院で働かせていただいているので、それぞれの院長の
あり方、雰囲気の違いは勉強になります。

以前は、小さな歯科医院であれば、ワンマン経営が一番良いと考えていたの
ですが、最近は、理念や医院のあり方を共有し、進め方をスタッフに任せたり、
一緒に考えたりしていける院長が理想だと思っています。

山口先生のお話を参考に、貴重な勤務医時代を過ごしていきたいと思います。

人は、どうしても変化を求め、成長を求め、同じ場所・同じ職場で長期間いると
いうことは、大変難しいことだと思います。

また、長期間同じ職場で働く人は、
「ここで一生働こう」もしくは「この仕事、この職場が好き!楽しい!」
という思いや覚悟や決意などが、あると思います。

そのような意識がない人は、どうしても何をやってもいつかやめると思います。
そんなやめようとする人に対して続けてもらおうと思い、様々な努力や行動を
起こした山口先生は、本当に素晴らしい先生だなと思います。

副院長だった山口先生が、ご自身の経験を、こうしてお話くださった事は、
私たちにとって、とても貴重な機会になりました。
山口先生の、ヨリタ歯科での3年間を振り返ると、患者様に信頼され、
スタッフから、愛されていたイメージしかありません。

特に、ヨリタ歯科を卒業する最後の一年ほどは、ご自身の開業を見据えて、
院長ならどうあるべきなのか、自分はどんな医院にしていきたいのかを、
常に考えて、行動していたように思います。

スタッフを連れて、ヨリタ歯科に見学にこられていたのを見て、
ヨリタ歯科のような、確率したシステムと、スタッフ教育を
これから実践されるのだろうと、その徹底ぶりに感心していました。

勤務医の立場として、ヨリタ歯科を自分の医院だと思って愛し、
患者様にも、チームメンバーにも、接していますが、
今の私は、医院での問題解決力を、もっと養わなければならないと
自覚しています。

山口先生は、ヨリタ歯科で勤務して下さっていた頃と、
全く変わらない素敵な笑顔と、熱いハートを持っていたので、
これから新しいスタッフと、新生よしだがたファミリー歯科を
作り上げていくと、確信しました。

私も将来的に開業したいと考えていますので、今日の講演はとても貴重な
お話でした。
今回のお話の中で、最も印象的だったお話は、
「なだらかな下り阪は、平地に見えます」です。

今は、勤務医という立場で、ある意味ではスタッフと同じ
雇われている立場なので、比較的スタッフの動向や心情をくみ取りやすいかと
思います。

しかし、自分が院長になると、雇い主と被雇用者という、利害関係が対立する
状況になるため、勤務医の時に見えていたものは、見えなくなってくるのだと
思います。

その結果、上手くいっている時は良いのですが、一度亀裂が入ると
なかなか修復は難しく、しかも気づきにくいのだと感じました。

また、スタッフが勤めていく中で、お給料以外のモチベーション
(技術向上や、自己成長)を示せなかったのが、良くなかったとおっしゃって
いましたが、実際自分が開業した時にそれを示していけるのか、今からよく

考える必要があると感じました。

今後、今回のお話を取り入れ、自分の開業に役立てていければと思います。

自分はまだ、勤務医の立場で本当の意味での院長の気持ちはわかりませんが
自分の今後のためにも、院長だったらどうするのかと思考することが
やはり大事だと感じました。

幸い僕の周りには、寄田理事長をはじめ、パートナー医院の院長、
かつて勤めていた先生など、多くの先輩がいます。

先輩方が経験した事、失敗した事を学び、今後の自分に生かしたいと思います。
具体的には今年は院長が考えている事のサポート、あるいは一歩先を行く提案、あるいは違う視点から見た別のアイデアなどで、医院がよりよくなるように
していきたいと思います。

山口先生の話を聞けてよかったです。
また第2弾にも期待したいです。

話の規模は違いますが、僕は大学時代にテニス部のキャプテンをしてて、
キャプテンになるまでは部員ともすごく仲良くしていて、キャプテンになっても
安心だな、と自信があったのですが、いざキャプテンになってみると、部員とは
疎遠になるし、問題もたくさん起こるし、孤独だし…いろいろ大変だったので、
今日のお話がすごく響きました。

今は一勤務ですが、今できることをたくさん教わった気がします。
医院の空気感を感じ取ったり、医院にトラブルが起こったとき、自分なら
どうするか考えたり、というのは今でも実践できるので、今後実践していきたいと
思います。


また、連休明けから新人ドクターや研修医の先生向けに、
3か月間新人研修が、始まります。マニュアルや資料と共に模型を使い、
集中してトレーニングをして頂こうと、思っています。

しかし、開業して成功するには技術だけでなく、人間力も磨く必要があります。
いつも診療で笑顔を絶やさず、周囲に気配りをし、患者様だけでなく、
メンバーにも愛されるスーパー勤務医になることが、大切です。

ということで、今週24日の日曜日には私たちの医院の3年目ドクター2人には、
スーパードクター育成セミナーを、受講して頂くことになっています。

こちらも、今から楽しみです。

追伸

昨日の日曜日、上本町ヒルズ主催の年1度のドクター懇親会に参加。
以前勤務していた岡山先生も、参加してくれました。

場所は、大阪市肥後橋のフェスティバルタワー37階
ラ・フェットひらまつ


広いビルのほぼワンフロアを、占めています。
チャペルや、披露宴会場も併設されています。
見晴しや内装も、素晴らしいです。

お昼時なので、館内を案内してくれました。


ということで、この週末も充実した一時を過ごしました。

 <多くの人のお陰で、楽しい週末を過ごせた 寄田幸司>

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