院長ブログ

[’22/4/6] 新人研修② -動画研修・マナーズ研修-

昨日は新人メンバーにとって、入職から3日目
今週から、本格的に人研修スタートしています。

午前中は、昨年に引き続き、
感動クリエーターの安田さんによる、動画研修です。

 

 

動画研修は、グループ医院である
ゆめはんな歯科クリニック登美ヶ丘 元院長 寄田三佳先生
ゆめはんな歯科クリニック高の原 院長 大林茂樹先生
上本町ヒルズ歯科クリニック 院長 永井美也子先生

の3名による、歯科医師になった経緯や、ヨリタグループの文化
挫折・成功、経験等、とても充実した内容のビデオ動画研修。

本来なら、ヨリタ歯科クリニックのセミナールームで
グループ医院合同で新人研修を行い、グループ医院院長の皆さんにも
来て頂き、お話をして頂くのですが、今年もコロナ禍が続いておりますので
動画研修となりました。

大先輩の先生方のお話を聞いて、皆さん沢山の学びがあったようです。

以下は、新人メンバーの動画研修の感想の一部です。

 

興味がある方は、是非お読み下さいね。

 

■動画研修感想シート

・治療には予防が大切であり、予防には治療が大切、口腔の健康は体の健康に繋がると
改めて実感しました。今、チーム医療が大切だと言われていて、歯科医療でも同じであり
患者さんの健康に繋がることに対してだけでなく、患者様との信頼関係に影響すると知り
驚きました。患者様の健康のために、”予防”は大切であると知ってはいたけれど、
体や細菌のバランスや、患者様との関わりなどの繋がりを知り、今回本当の意味での
”予防”というものを理解できた気がします。

・私たち歯科衛生士の一番重要な役割が、予防歯科だと思っています。
ゆめはんな歯科クリニック登美ケ丘の寄田三佳元院長が話されていた通り、予防歯科を
行うにも、まず大事なのは患者様との一番コミュニケーションをとるのが、歯科衛生士だと
思っています。その中で、私たちがどれだけ患者様のモチベーションを向上し、予防歯科に
興味を持っていただけるかが、患者様の今後に繋がると感じました。
歯科衛生士として、一人でも多くの患者様のお口の健康をサポートしていきたいです。

・大林先生のお話を聞き、失敗の連続でも続けていると、見えてくるものがあると
学びました。自分は完璧を目指しすぎて辛くなったり、自分が周りよりできていないと思い
落ち込むことが多々あります。大林先生の”同じ成功じゃなくていい”という言葉に、勇気を
持ちました。
目標を持ち、失敗しても、前に向いて進んでいこうと思えました。
過去の自分が今の自分、未来の自分を作るので、これから未来が明るくなるのを楽しみに
学んでいきたいです。歯科衛生士の道を選んだのは自分なので、ずっと続けていきたいです。

・寄田三佳先生は幼い頃より、仕事熱心にする父親の姿をみて育った。
その為、医療人としての奉仕の精神・知性と品格、人を思う心を学ばれた。
三佳先生は、歯科医療を全ての体の入り口(スタート)に携わることを、幸せであると
考えられている。患者様にとっては、”予防”も”治療”も両方が必要であり、どちらも同等の
力がある。予防歯科を実現させることで、QOLを向上させ、万が一治療が必要になった場合
でも最小限にリスクを抑えることが出来る。私が担当させていただく患者様の口腔内の環境を
良い状態で保つことは指令であるのだと感じた。
また、PMTCを単なるクリーニングだと捉えず、マイクロカリエスの治療と考えることで
自分の目的(おさえるべきポイント)を明確化出来るとも思った。
衛生士の仕事を、単なるクリーニング屋さんにせず、もっとプロフェッショナルな知識と
技術を患者様に提供できるものにしていきたい。
長期メインテナンス型歯科診療所に、衛生士として従事できることを誇りに思い
更にスキルアップし、患者様と医院に貢献したい。

・いろんな研修を受けてきましたが、大林先生のご自身の失敗を話して下さるのは
めずらしいと思いました。何度も失敗したり、やさぐれたりと私がおもうよりも大変
だったんだろうと思います。
ですが、逆にこんなに立派な先生でも、失敗・後悔・挫折があるんだと知り得ました。
頑張っても無理なら諦めても良い。高すぎる目標は、心が疲れてしまう。
すごく考えさせられるお言葉でした。
現在、少しばかり気持ちが沈んでしまう日があり、本当にむいているんだろうか
出来るんだろうか?と悩みましたが、大林先生は30年後に夢を実現せ、アマチュア無線の
免許を取られているので、私もとりあえずは1年!と、高すぎない目標を掲げて
頑張ってみようと思います。

・ヨリタグループで長くいらっしゃる永井先生だからこその考えや思い、行動力を
すごく感じた動画でした。たくさんのお話の中で、私が一番心に残ったことは、2つです。
mentor(メンター)の存在。そして、”天才は努力する人に叶わない。努力する人は
楽しむ人に叶わない。”です。
私にとってのmentorは父であり、父に褒められたくて、負けたくなくて、資格を取得し
父のようになりたくて、年齢にとらわれず、新しいことを挑戦していく気持ちを大事に
できているのだと思います。
それは間違いじゃないと、改めて思えました。また、”仕事は楽しくないと、楽しまないと
もったいない”その気持ちをより一層、強く感じることが出来、自分の思いに自信が
つきました。

・寄田三佳先生のお話を聞いて、開業される方は、医療人として更に強い意志を持って
いると感じました。お話の中で、「よりそい治療」という言葉を使われていて、
予防を語るには、まず患者様を知るということで、私も一人一人の患者様と向き合い
信頼関係を築くため、よりそった対応をしていきたいと、考えていました。
デンタルコーディネーターなので、直接よりそい治療をすることは出来ませんが
患者様によりそえる人になりたいです。
さらに、医療に関わる者として、医療人としての奉仕の精神、知性、品格、ひとを思う心を
大切にしていきたいと思いました。

・大林先生のお話は、少し心が軽くなるような内容でした。
それでも頑張ろうと思える、お話でもありました。
一つ一つの言葉が、なるほどと納得させられるもので、「どのタイミングで誰から聞くか」
が大切というのは、自分でも感じた事のあるものだったので、言葉として見た時に
スッと心へ入ってきました。
また、成功だけが成長ではない。折れても回復する心を持てばいい。
”失敗は成功のもと”という言葉があるように、失敗する事も必ず出て来るけど、そこで
終わりにしてしまうのでは駄目で、「自分のした選択には、自分で責任を取る」という
言葉で、まだまだ失敗だらけな日々も多いと思いますが、頑張ろう、頑張らなきゃと
背中を押されるような感じがしました。
一歩一歩、目標へ近づき、出来る事を増やしていきたいと思います。

 

午前の座学の後、午後からは、
スマイルクリエーターの新谷さん、石田さんによる
マナーズ研修です。

 

診療内でのヨリタ歯科クリニックの文化院内ルール
言葉遣い立ち居振る舞いなどを中心とした座学の後、
新人メンバーに美しい立ち居振る舞いのレクチャー

 

 

何回か練習した後は、皆さんピシッと美しい佇まいになっていました。

他にも患者様への対応など、様々なシチュエーションを交えて
実践をしていました。

新人メンバーの皆さんは午前・午後共に、配布された資料と画面を見ながら
熱心にメモを取っていました。

一生懸命学ぶ姿は私たちも初心に戻った、清々しい気持ちになりますね。

そして、早速今回のマナーズ研修についても、新人メンバーの皆さんから
レポートを提出して頂きました。

下記は、レポートの一部です。
ご興味のある方は、是非お読み下さいね。

■マナーズセミナーを受講して

・マナーについては、以前に細かく学んだことがありましたが、忘れてしまっている所などもあり
改めて、頭に入れることが出来て良かったです。
お辞儀の仕方も、自分一人ではどう見えているのかが、全くわからない部分になってくるので
しっかりと良い所と悪い所を指導して頂くことが出来て、意識付けをしていけるようになりました。
また、カルテの持ち方や患者様の呼び方一つ一つにも決まりがあり、とてもわかりやすくて
今後慣れていけるように頑張ろうと思いました。
言葉遣いの部分でも、今練習の場では、考えて話せるので使っていなくても、いざ流れで話すと
行ってしまっている事のないように、普段から意識をして使うことのないように、自分の悪い癖も
何個か気づくことができたので、直していくようにしようと思います。
目線や相槌も、普段から出来るようにしようと思います。

・出来ているつもりになっていたこと、気を付けていると思っていたこと、実際にやってみると
全然出来ていなかったんだと改めて思いました。
言葉やしぐさ、姿勢を意識して、皆の前で行ってみても、変に慌てて不安な気持ちになりました。
そんな状態では、もちろん患者さんの前に立つことも厳しく、不安を与えてしまうだけだと思います。
だからこそ、一日でも早く今日教えてもらったことを身に付け、誰に見られても、誰を対応しても
大丈夫なように頑張りたいと思いました。
すぐには厳しいかもしれまあせんが、一日1つでも確実に一歩ずつ成長できるように
毎日意識していきたいです。
また、待合室に診療室えのルールも改めて見直し、自分の今までの在り方や間違っていることを
正していきたいです。
恥ずかしながら、前職では全く勉強していなかったので、今回、このような機会を頂き
大変為になりました。
まだまだ勉強出来ることが沢山あると思うので、引き続き新しいことにもどんどん挑戦して
いきたいです。

・マナーズ研修を受講して、まずはカルテの持ち手や、礼をする角度、声をかけるタイミング等
普段は流れ作業の様になっていて、このような形でしっかり教えて頂けると、自分がしている
NGな話し方や姿勢などが、あまり美しくないと感じました。
尊敬語や謙譲語は、聞き覚えある言葉もあれば、全く使っていない言葉もあり、新しく覚える事が
出来ました。
声のトーンのメリハリや、リフレインなど(ミラーリング等も)意識をする事で、段々と
自分の中に馴染んでいって、それが当たり前になれば、自然と使う事が出来るんだと思います。
お手本の石田さん、新谷さんの動きや言葉などが、すごく美しく、私もお二人みたいに動作なども
他人から見られても美しく出来る様に、教えて頂けた事を日々、身に付けていきたいと思います。
若い方の方が、吸収が早いと思いますので、私は今までに身に付けてしまったNG敬語などを
抜ける様、気を付けていきます。

・マナーズ研修を受けて、自分の姿勢の悪さを改めて感じました。
肩がどうしても丸まっていたり、礼をっする時、首からしてしまうことを指摘されたので
常に意識しながら、行動していきたいと思いました。
15度、30度、45度の使い分けなども行えるとより良くなっていくと思ったので
そこも意識したいです。
カルテの持ち方、物を拾うだけの姿勢や意識が少し変わるだけで、品のある女性らしい
雰囲気になることを、自分がする姿は見えないけれど、他の人がやっているのを見て
違いをすごく分かりやすく感じることが出来て、すごくいい機会になったなと思います。
特に、私が一番感じたのは、言葉遣いで丁寧に話していると思っていたのに、
つもりなだけで、「ね」言葉を使いがちなのを知ったのが、びっくりでした。
あまり気にせず、「ね」言葉を使っていたので、常に語尾に「ね」や伸ばしたり
強く発音してしまわないように気にしながら、間違えた言葉を使わないように
していきます。

 

新人スタッフは、役職や年齢、経験もそれぞれ違いますが、
全員が真剣に研修に取り組み、研鑽の日々を送っています。

これからの成長していく姿、とても楽しみです。

 

<新人研修は、まだまだ続く   寄田 幸司>

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