・以前に田中さんにクラウン作りの流れを見せていただき、現場に行ってみたいなと
思っていたので、すごく嬉しかったです。
今回はデンチャー作りの流れを見れるということで、楽しみにしていました。
田中さんのこだわりのデザインで作られていくデンチャーは、ものすごく
かっこよかったです。
本当に技工士の方は、職人なんだと改めて実感しました。
物作りって、素晴らしいと思います。
これからも、直接お会いすることのない技工士さんたちに、感謝し続けていきたいと
思います。
・技工物1つ1つに、とても手の込んだことをしていると、初めて知りました。
デンチャーを作る際に、その患者様の口腔内がこれからどうのようになっていくかを
考え、将来的な設計を提案していると聞いた時は驚きました。
ただ作ればいいというわけではなく、歯科医師に、他の歯の状況を確認したり
パノラマを見たりしていることも、初めて知りました。
補綴物にも、たくさんのルールがあることも知りました。
そのルールの中で、どう作っていくかを考えることは、とても難しそうだと
思いました。
これからは、今まで以上に、石膏を流す時に注意していこうと思いました。
・今まで指示書を書いて、Setして…とあまりデンチャーについて考えていません
でしたが、今回のこともふまえて、患者様にお伝えできたらいいと思いました。
・デンチャーの作っていく行程を見せて頂き、こんなにも細かい作業だったとは
知らず、ビックリしたというのが、一番の感想です。
自費のデンチャーの良さなど知らなかったので、聞けて良かったです。
レストやクラスプなど、どういう役割があるのか、田中さんが
「クラスプでとめているのではない」と言ってましたが、私はクラスプで支えて
いるものだと思っていたので、すごく勉強になりました。
いつも見るデンチャーでしたが、まだまだ知らない事ばかりで、勉強不足だと
実感し、今回技工所に行って見た事で、たくさん初めてがあり、楽しく学ぶ
ことが、出来ました。
いつも当り前に見ていた技工物を、もっと大切に!!と感じました。
田中さんの細かい作業や、物を大切に扱っている所に感動し、私も見習って
いこうと、思いました。
・いかに患者さんのお口に、負担がかからないかを計算しながら作られており
残っている歯の状態を見ながら、今後、歯がまた抜けてしまったとしても
追加で足せるように設計されているという所に、驚きました。
例えば、同じ金属でも、金は熱処理がされているので、バネのように戻るが
コバルトは戻りにくいことであるとか、口蓋部分のひだが広がっていく位置は
部位が決まっているため、1人1人に合った厚さで床の部分をデザインするなど
患者さんのその後の生活を考えて、精巧に作られていることが分かりました。
その時だけを考えるのではなく、「常に2手ぐらい先を考えている」という
お言葉が、とても印象に残りました。
私の父も技工士ですが、あれほどまじまじと作っている様子を見たことが
なかったので、技工士という職業の素晴らしさに改めて、気付くことが
出来ました。
「ただ技工物を作っているのではなく、一種の工芸品であり、その物に
おしゃれさ、かっこよさが出てくる」とおっしゃっていたのは、まさに
その通りだと、思いました。
・初めての技工所見学で、驚きや発見ばかりの楽しい時間を過ごすことが
できました。今回はデンチャー作製の、見学でした。
床の種類も、本当に様々あって、金の床は初めて見ました。
また、クラスプも色々な種類があり、とても奥が深いなと思いました。
デンチャーは、クラスプではなく、面でとまっているというお話が
とても、印象的でした。
石膏模型から読み取れる解剖学的な情報をもとに作っていく、ということで
自分が分かっていなかったことを知ることができて、良かったです。
また、その時のお口の状態だけではなく、予後も考えて設計するというのが
当り前の事かもしれませんが、すごいなと思いました。
・ナチュラルデンタルさんの技工所を、見学させて頂きました。
デンチャーを作るところを、拝見しました。
初めて目の前で見て、細かい作業で積み重ねて出来あがっていくのをみて
改めてすごいと、感じました。
その中でも大切なのは、基本のルールをしっかり守るということが、患者様の
口腔内を守っていくために、大切だとおっしゃっていたことが、とても心に
響きました。
診療していく中でも、大切なことは基本をしっかり行うことというのを
改めて、実感しました。
基本をしっかり行った上で、プラスαのことを行ったり、感じたり、行動に
変換していくことで、感動がうまれたり、ここに来て良かったと思って
頂ける瞬間に出会えると思うので、まずは基本を大切にしていきたいと
思います。
そして、その後は、プラスの感じて頂けるように、考えたり、思ったりする
だけでなく、しっかり行動していきます。
・石膏の上にスラスラと、鉛筆でデザインを書き、ワックスを乗せていく途中にも
様々なルールがあることを、教えて下さいました。
デザインは、経験でアレンジが変わっていくこともあるのか?と質問した際に、
義歯としてのルールを必ず守りながら、「歯を残していく」というゲームに勝つ
ように、アレンジを考えていると、教えて頂きました。
また、自費の義歯を作成するために口腔内写真やP検の結果を参考に、予後の悪い
歯を失った2手先位まで考えているということにも、驚きました。
今回の見学で、歯科技工士さんの想いを、田中さんに教えて頂くことが出来ました。
・今までは完成したものを見ることはあっても、その制作過程までは考えたことが
なかったので、すべてがとても新鮮で、面白かったです。
勝手に設計したあとは、直接金属を伸ばしたりして作っているものだと思っていたので
ワックスのような物を何種類も使って、手際よく形作っていく光景には驚きました。
・29年度も、ついに4回目のPOSHとなりました。
今回はナチュラルのラボの見学に行けるということで、お話をいただいた時から
とても、楽しみにしておりました。
以前はセラミックの盛り付けを拝見させていただき、今回は義歯の設計の仕方から
実演していただいて、田中さんには感謝しても、しきれません。
貴重な時間を、ありがとうございました。
今回のPOSHで、義歯の大本ともいえる金属部分をどのように設計していくかを
見せていただいたわけですが、義歯一つとっても、予後のことまで考えて設計
しているのに、感動しました。
また、残存歯に優しいクラスプの形を初めて見て、保険でも使えるように
なったらな、とせつに思います。
今回色々な形や素材の義歯を見て、個人的にもっとデザイン性の高い義歯が
増えたら楽しいと、思いました。是非とも田中さんには、もっと頑張って
いただいて、将来ゆくゆくは博物館に収蔵されるような、義歯を作り出して
いただきたいです。
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