[05/05/05]子供の日
以前実家にあった五月人形を玄関ホームに飾りました。
30年ぶりぐらいでしょうか。といっても「鎧カブト」だけですが…。
チャンバラごっこをしていた小さい時の記憶がよみがえりました。
しばらくながめていると、「勝ってカブトの緒を締めよ」という言葉が浮かんできました。
自分に甘い私には、頭が痛い言葉です。
さて、子供の日の今回、子供たちはこれを見て、何を感じるのでしょうか?
昔を懐かしむ話題をもう1つ。
最近偶然本屋さんで渥見清さんの「泣いてたまるか」DVDコレクションを見つけました。
私が以前からどうしてももう1度見てみたい
テレビドラマの1つでした。
No.1が売り切れていたので、No.2をまず
買ってみました。
このドラマは、あの「男はつらいよ」寅さん
シリーズのきっかけになったことで有名です。
昭和41年から43年にかけて放送されました。
毎回脚本・監督を変え、もちろん
渥見清さん扮する主人公の設定も違います。
しかし、渥見清さんの人間身溢れる優しさ、
そして、一生懸命生きる力強さが大好きでした。
主題歌の「泣いてたまるか」の最初のフレーズ「空が泣いたら雨が降る…」を聞いた瞬間、小さい時ちゃぶ台を囲み父と見た記憶が鮮やかによみがえりました。
ドラマから見える高度成長時代を迎えていた日本の活気や、貧しくてもひた向きに夢を持って生きていた人々の生活が、38年経った今でも新鮮に感じられました。
過去を懐かしむのではなく、過去から学ぶことが多くあると感じました。
私自身、これからも自分に正直に、そして、楽しく生きて行こうと思いました。
尚、このDVDコレクションは、書店で隔週火曜日発行されています。
<寄田 幸司>