[07/25]母校の大学6年生4人が見学に来られました
7月14日(木)21日(木)の2日間、4名の岡山大学歯学部6年生の学生さんが、 私たちの医院を見学に見えられました。皆、熱心でした。 その姿を見て、私の学生時代をふと、振り返りました。
私は岡山大学歯学部の2期生です。 ということは、設立間もないので、先輩もいなく、情報もない中、将来の進路を考えるにあたり、 6年生のこの時期は、暗中模索、不安な日々を過ごしていました。
そんな私が、まず行動を起こしたのが、開業医の見学でした。 地元大阪で、名の通った有名な開業医の先生を紹介してもらったり、 直接電話をしたりして、夏休みを利用して、一人で見学に行きました。 そんなあつかましい私に対し、先生方は昼休み、じっくり話しを聞いてくれ、また質問に答えてくれました。
私の質問は、この3点でした。
●先生はなぜ、歯科医師の道を選んだのですか
●そして、どのような過程を経て、開業されたのですか
●今後どんな医院を目指しているのですか これはその当時の私への自問自答でもありました。
そして、どの先生も、自信満々に、明確に答えてくれました。
その姿を見て、私の悩みが無くなりました。 歯科医師の仕事は、素晴らしい、やりがいがある、将来こんな歯科医師になりたいと。 今でも、感謝の気持ちでいっぱいです。
そういう意味で、国家試験前、新たな研修制度が始まる前、学生さんたちの気持ちが良く理解できます。 私が今、見学するあなたたちに言っておきたいこと。
それは上記の質問とまったく同じです。 目標が明確になればなる程、今後の行動、進路が変わってきます。 しっかり目標設定をしてほしいと思いました。
今後も、私たちの医院には夢と希望を抱いた、若手歯科医師が勤務することになります。 見学されている学生さんたちの真摯な態度に接し、彼らの成長を応援し続けたいと思いました。
<寄田 幸司>