[08/9]母の前での引退試合
この日、今季限りの引退を発表している、
プロ野球横浜ベイスターズの佐々木主浩選手(37)が最後の登板をしました。
場所は故郷宮城県、フルキャストスタジアム宮城。対戦は巨人。
場面は2回無死1塁、打者は清原和博(37)。2-1と追い込んだ後の4球目、
決め球はやはりフォーク。空振り三振でした。日本通算1093個目。
公式戦の大事な試合。横浜には4年ぶりのAクラスに向けて、負けられない試合。
賛否両論があった引退試合でした。
ここには、佐々木選手の多くのこだわりがありました。
何が何でも、この日に、この場所で投げたい。この人に投げたい。
そして、この球で三振を取りたい。
全て願いが叶い、思い通りの展開になりました。
そして最大のこだわり。
故郷での登板は、母信子さん(63)の前で投げたかったこと。
最後の自分の雄姿をここまで育ててくれた、病気のため遠出できない母に、見てもらいたかった。
その一心のみでした。
この佐々木選手の引退試合に私は共感を覚えました。
ヨリタ歯科クリニックにはウエルカムサロン(予防サロン)があります。これは、私たちのこだわりです。
ここに来院される全ての人に、健康で豊かな生活を送って頂きたい。
このため、空間、レイアウト、調度品、イメージカラー、接客対応全体にこだわりました。
そこには、私の母への想いも込められています。
私たちに引退はありません。来院されるあなたがいるかぎり、これからも一球一球全力投球で
あなたに接していきたいと思っています。
<花園の大魔神と呼ばれたい 寄田 幸司>