[3/1]医院見学に行ってきました
奈良市朱省にある「中野司郎レディースクリニック」へ見学に行ってきました。
その名の通り、婦人科、産科の医院です。
なぜ、男性の私が、レディースクリニックへ見学に行くのか、疑問に思うかもしれません。
その理由は、医院のリーフレットがきっかけです。
このリーフレットの診療案内には、一般診療とは別に、特殊診療(自費)という項目がありました。
その中には、
●血管年齢ドック(動脈硬化チェック・血液サラサラ度チェック・肥満度測定検査)
●分子整合栄養医学による血液解析
●ダイエット外来・サプリメント外来
などが書かれています。そこに興味が惹かれました。
実際見学して驚いたのは、さまざまな特殊検査機器が、設置されていたことでした。
骨密度測定装置、エコー検査装置、血圧脈波測定装置
微小循環血液検査装置、血液流動性検査装置などです。
そしてあつかましい私は、無理を言って血圧脈派検査と、頚動脈エコー検査を
受けさせて頂きました。先の検査は、4箇所の血圧(右腕、左腕、右足首、左足首)と、
左右の腕の血管の硬さ、そして左右の足の血管の詰まりと同時に測定します。
幸い、全て正常の範囲でした。
また、後の検査は、頚動脈、血管径を測ります。これも正常値でした。
最近寝不足ぎみで不摂生な私は、この結果にホットひと安心でした。
しかし、私が最も惹かれたのは、中野司郎先生がリーフレットに書いていた「Policy 私達が考える医療」
と題したメッセージです。以下はその抜粋です。
●予防医学の啓蒙
日本の年間医療費は、約30兆円超で、2025年には50兆円、2050年には75兆円に達すると予測され、
日本の健康保険制度は大きな危機にさらされています。
そこで、生活習慣や予防医学げの取り組みが非常に重要です。
病気になってから高度先進医療などの高額な治療をうけるのではなく、
病気にならない生活週間と早期に病気を見つける意識が大切です。
私達は生活習慣病をなくすために、食事療法/栄養療法や運動療法の啓蒙、
また早期発見のために真の健診のあり方を追求し、実行します。
●統合医療の推奨
高度先進医療、傲慢なひびきない感じませんか?
大自然の力で創造された私たちが、傷ついた生き物を「治す」と考えること自体に傲慢さがあります。
私たち一人一人が持っている偉大な自然の力が治すのであって、
医療はほんの少し手を貸すにすぎません。
私たちは、現代医療だけではなく、自然療法や伝統医療に眼をむけ、
保険診療で認められた唯一の伝統医療であ漢方治療を導入し、
さらにハーブやアロマセラピーなどの植物療法(フィトセラピー)を容認しています。
中野先生の重いが、伝わってきます。
また、趣味は沖縄で研修活動をしていた時に覚えたスキューバーダイビングと、
学生時代から)続けている野球。待合室には大きな貝殻がディスプレーされていました。
本当に素晴らしい診療室でした。
私達の医院も来院する患者様のメッセージや思いが、至るところにちりばめられた医院です。
診療科は全く違いますが、目指す方向は同じです。
短い時間でしたが、本当学ぶことがたくさんありました。
最後に私が質問したこと。
「男性の私も、定期的に検査や指導を受けることは出来ますか」
すると、中野先生は優しい笑顔で、
「火、木の午前の診療後にアポイントをとってお越し下さい」と言われました。
「半年に一度必ず来ます」
私はお礼の言葉と共に、診療室を後にしました。
<今後定期的にレディースクリニックに通う 寄田幸司>