[’06/3/13] 人生の暗号
これは、筑波大学名誉教授 村上和雄先生の著書です。
村上先生は1978年筑波大学応用生物化学系教授となり、
遺伝子の研究に取り組み、1983年「レニン」の遺伝子解読に成功。
「レニン」は、高血圧の異常と言われる酵素です。 ということで、先生は遺伝子工学の専門家です。
この本で学んだこと。
人間は約60兆個の細胞で出来ている、そしてその一つ一つの細胞の中の核に、
30億個の情報が格納されています。その中で、よい遺伝子を目覚めさせる、
活性化させることが大切だということが分かりました。
そして、そのよい遺伝子を目覚めさせるためには、
① 思い切って、今の環境を変えてみる
② 人との出会い、遭遇を大切にする
③ どんな時も、明るく前向きに考える
④ 感動する
⑤ 感謝する
⑥ 世のため人のためを考えて、生きる
環境を変えると、体も心も新たな刺激を受けて、眠っていた遺伝子が目覚める
そして心構えを変えることは、意識の変化となって
遺伝子のON/OFFにかかわるそうです。
私は今このコラムを、フィリピンのリゾート地、アマンプロで書いています。
この4日間、自ら環境を変えることで、まだ眠っているより良い遺伝子を活性化させたいと思っています。
また村上先生は、人間を超えた大きな存在、 「サムシング グレート」があると言っています。
人は人生の岐路に直面したとき、 何かしら暗号めいたものを、
その「サムシング グレート」から受け取るのだそうです。
私も今後何かに導かれるように、私が最もやりたい事、その事を考えるだけで
ワクワク楽しくなる事を、是非実践しようと思っています。
<何かを求める心をいつも持ち続けたい 寄田幸司>