[’06/3/30]レクサス 奈良登美ヶ丘店
また、DVDの話から。
最近、勉強会参加や、セミナー開催、また医院見学などで、ほとんど休日がなく、
忙しい毎日(自分で忙しくしているという指摘もあるが)が続いていました。
そして、今日久しぶりに1日休みを自宅で過ごすことが出来ました。
といっても、給与明細の仕上げや、今まで見ていなかったビジネスDVD観賞など…
やはり、仕事の延長でした。
ということで、今回見たDVDのタイトルは「ネッツトヨタ南国(自動車ディーラー)」。
副題は、人間のチカラ!最高のやりがいを生み出す風土!
~お客様満足と働く喜びを 高める究極のチームワーク!~ です。
以下はプロフィールから
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経営の目的は「社員の幸せ」。
社員が仕事に満足していない会社は
存在価値がないと言いきるネッツトヨタ南国は、
創業以来一貫して、社員満足を経営の根幹に置いてきた。
お客様の喜びは社員の働きがいにつながると、
徹底してきたCSはトヨタグループNo.1。
また顧客本位の経営に贈られる「日本経営品質賞」を受賞するなど、
その経営は注目を集める。
同社が目指してきたのは、社員一人ひとりが自ら考え行動する自主自立型組織。
上司の命令で動くのではなく、それぞれの社員が、
その場その場で一番良いと思ったことを行う組織プレー。
一人ひとりの社員が、ご来店されたお客様の個別のニーズを察し、
状況に合わせて、臨機応変に対応するその素晴らしいチームワークが
顧客満足の源であり、エンパワーメントを大切にしてきたネッツトヨタ南国
ならではの独自サービスだ。
「多数決をしない」「命令しない」「組織図をつくらない」・・・
創業時から徹底されてきた 社員一人ひとりが考え行動することを
重んじる社風、ボトムアップの風土。
社員全員が参加しながら経営が日々進化する!
新拠点「あさくら太陽店」の活躍を交えながらネッツトヨタ南国の人材戦略を解剖する!
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日本一営業成績のいいトヨタディーラーの紹介DVDでした。
見終わったあとの感想は、プロフィールに書いてあることそのままでした。
チームワークが顧客満足の源であることが、よく理解出来ました。
車を買うなら、ここで買いたいと思わせるさまざまな仕組みが随所にありました。
そんな思いをもって、すぐ近所に出来た自動車ディーラー「レクサス 奈良登美ヶ丘店」に
足を運びました。
私は常々、自動車ディーラーの営業マンにはあまりよい印象を持っていません。
営業マンはただ単に車を売ればよいという態度が、見え見えだからです。
売ってしまえば、あとのメンテナンスはサービスにお任せ。
そんな対応に過去何度も不快な思いをしたことがあります。
それは輸入車ディーラーほど、強く感じられました。
そんな時、今回世界のトヨタが北米チャンネルで大成功を治めたブランド戦略が、
ついに日本でも展開されることになりました。
それがすなわち、「レクサス」です。
BMW、メルセデスと同じ価格帯で、真っ向勝負して来たのです。
ということで、私はどこまでトヨタが自社名を全く出さず、
「レクサス」とプレミアム ブランドとして
成功させようとしているかその本気度を確かめに行きました。
ショールームの外観、内装は全国全てのレクサス店で統一されているそうです。
大理石のフロアに高級ホテルのフロントのような受付。
商談スペースや、テーブル、 椅子なども、見るからに高級そのものでした。
私はどちらかというと、展示してある自動車よりも、その他の設備の方が
興味が ありました。そのため、自動車メンテナンスサービスや洗車などの設備、
そのスペースなど、くまなく案内して頂きました。
また、新車の納車は基本的にディーラー内の専用引渡しスペースで行うことも知りました。
今まで、一般的には、納車は自宅で行うことが一般的です。
「レクサス」店では、 オーナーに営業所まで取りに来て頂くことになっているのです。
そのための立派な屋内スペースが確保されていて、車の前には大きな鏡がありました。
初めて車に乗る満足げな自分の姿を映し出すためです。何とも心にくい演出です。
他にも、レクサスオーナーの心をくすぐるさまざまな仕掛けがありました。
セールスコンサルタントの西さんが別れ際に、私に笑顔で一言。
「これから、さらに満足度を上げるため、お客様の声を大切にしていきます。
何か気になることがあれば、どんなことでもお話ください。」
午前中に見たDVDの再現のようでした。
「今度は妻を連れて来ます。」 その言葉を残して私は、帰路に着きました。
「レクサス」が国産初のプレミアムブランドとして評価される日は近いと実感しました。
<「レクサス」の成功を心から祈る 寄田幸司>