今回は、私の４４回目の誕生日です。
思い起こせば、ヨリタ歯科クリニックを開業して１５年。
当時、私は２９歳。この間様々なことがありました。

楽しいこと、つらいこと、悲しいこと、前を向いて走り続けることに対する疲労感や、将来の不安なども、
何度も感じました。そして何とか乗り越えることが出来、今日に至っています。
全て、私の愛するメンバーの支えがあったから。

そして、誕生日の今日。今までにない、最高の誕生日を向えることが出来ました。
私はいつも、メンバーより早く診療室に来ています。
静かな朝の方が仕事がはかどるからです。

しかし、今日は様子が違っていました。今日もいつものように、診療室に到着。
玄関ドアのブラインドカーテンが、いつもより下に深く降ろされていたのです。
そう、外からは内が全く見えないように。もちろん鍵はかかっています。

「何か変。いつもと違う」と感じながらも鍵を開け、ドアを開きました。
そこに待っていたものは。

なんとすでにユニフォームに着替えた（カムカム隊の３人は気ぐるみになっていました）
メンバー全員が、すでにバースデイケーキにろうそくがともされ、BGMも流され、
そしてバースデイソングの合唱。まるで映画のワンシーンのよう。
そして私はヒーロー（？）

メンバーからの最高のサプライズプレゼントでした。
朝の忙しい時間、わざわざ早く出勤、そして準備。しかもメンバー全員一人も欠けることなく早朝出勤。
信じられないことです。

私程、幸せものはいないのではと、本気で思いました。
またひと足早く、リッツカールトンホテル日本支社長の高野登氏から、
自筆のバースデイメッセージを頂いておりました。そこにはこんな言葉が綴られていました。
「当たり前だと思っていたことが、ありがたいことだと思い直せた時に、幸せを手にすることができる」

ヨリタ歯科クリニックのメンバーの一人一人は、本当に意識が高く、素晴らしいと思っています。
もちろんチームワークも抜群。
これは、普段当たり前だと思っていました。

しかし、今後メンバーも入れ替わります。
今年と同じメンバーで来年もこんな素敵な瞬間を共に出来ることはありません。
そう考えると、手紙の意味が私の心に深くしみ込みます。
今日心から感謝出来たことは、私にとって最高に幸せでした。

これからも今この気持ちを忘れず、メンバーと共に夢を実現していきます。

＜このメンバーと同じ時を過ごせることに感謝する　寄田幸司＞