[’06/6/13〕 作業と仕事
今日は東京出張(?)でした。
ホテルグランドパレスで日本歯科企業協議会の定例会があり、
その中で1時間30分お話をさせて頂きました。
最初お話を頂いたときは、開業医の私が、日本を代表する歯科関連企業のトップの皆様の集まりの中で、お話をさせて頂くのは、場違いな気がしましたが、しかしこれも経験。
私の視野も広がるまたとないチャンスだと思い、歓んでお引き受けさせて頂きました。
私が今回お話させて頂いたことは、
・ 医療を通じ、私たちが心から伝えたいこと。
・ 将来のビジョンを持つことの大切さ
・ 仕事を通じ、何を学ぶか
いつもの調子で、熱く語ってしまいました。
私より人生の先輩方が、大勢いらっしゃいました。
言い過ぎましたことを、この場を借りてお詫び申し上げます。
その中で、特に力説したこと。
「作業」を減少し、「仕事」を増加する。
「作業」とは、何の工夫もなく、こなせる業務。
発展性がなく、そこからの成長が何もないもの。つきつめれば私でなくても出来るもの。
「仕事」とは、これをなしとげると満足感、達成感が味わえるもの。
近い将来、是非創造したい領域などです。
すなわち、自分にしか出来ないものです。
ある程度業績も上がり、経営が安定してくると、
ついつい今ある「作業」ばかりやっている自分に気づきます。
もうこれさえやれば、十分と考え、
新しいものにチャレンジする勇気と気力がなくなってしまいます。
それはトップだけのことではありません。メンバーにも言えることだと思います。
すなわち、普段の業務の中で、いかに「作業」の時間を短く、
「仕事」の時間を長くするか、一人一人が問われています。
・ 考えるだけでもワクワクする
・ 時間を忘れて、没頭できる
・ 少しずつ目標に近づいていることが実感できて、楽しくてしかたない
そんな「仕事」をこれからもしていきたい、講演で話しながら、
自分自身気づかされました。
もっともっと、「仕事」がしたい!
< 仕事が出来るトップになりたい 寄田幸司>