院長ブログ

[’06/6/29〕 歯科医師として

岡山大学歯学部同窓会の6年生対象の同窓会説明会と、
研修医対象の進路相談会に出席しました。

私は、大阪支部の支部長として開業医の立ち場から、お話させて頂きました。
私は、大学卒業20周年を、来年迎えます。
今、思えば、この20年は激動の20年であり、
あっという間に過ぎ去りました。

しかし、20年前の私の心境は、今でも忘れているわけではありません。
学部に進学し、さまざまな実習や授業を通じ、
歯科医師になって良かった、この仕事なら、
私が一生情熱を傾けることが出来ると確信していました。
天職だと、思うようになりました。

6年生の時、周囲の親しい友人に、
私の理想の歯科医師像や、開業スタイルを熱く話していました。
時には、「歯科医師に、本当はなりたくなかった。
医師になりたかったのに、なれなかったので、しかたなく、歯学部に入学した。」
真顔で話す友人と、口論したこともありました。
「君が主治医の患者様は、不幸だ。」と。

研修医の先生に伝えたかったこと。
 ・ 歯科医師としての、誇りを持って下さい
 ・ 歯科医師としての、高崇な夢を持って下さい。
 ・ 歯科医師としての、喜びを常に感じて下さい。
 ・ 歯科医師として、患者様を心から愛して下さい。
 ・ 歯科医師として、地域医療に貢献して下さい。
 ・ 歯科医師として、福祉活動を行ってください。
そして
 ・ 歯科医師を目指した時の純粋な気持ちを、いつまでも忘れないで下さい。

あなたが描く理想の人生を、自分の中で歩んでほしいと思っています。
あなたが望む理想の自分に、1歩ずつ近づいてほしいと思っています。
あなたなら、出来るハズです。                      <20年前の私に語りかける 寄田 幸司>

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