[’07/1/10] 4年間の勤務医時代に学んだこと
私の今の診療スタイルや、今後やろうとしていることは、
全て勤務医時代の4年間で学んだことです。
言い換えれば、小室歯科で学ばず、他の医院に勤務していれば、
全く違った考えを持ち、全く違った診療コンセプトやスタイルで、
歯科医師人生を歩んでいたかもしれません。
卒業の数年間、どこで学ぶか、何を学ぶか、
何を見るか、誰と一緒にいるか、
そして目標となる尊敬できるドクターに出会えるかが本当に大切であると思います。
その意味から言って、私は本当に幸せ者であったと思います。
それは、自分のやりたいことをさせて頂ける環境で、
しかも、それと見合った評価が得られたからです。
それではここで、
小室歯科のスゴイところベスト10をあげてみましょう。
①必ず、週一回は院内で、院長、副院長の勉強会が
開かれていたこと。
②2ヶ月に一度、外部の研修セミナーに参加出来たこと。
③不定期であるが、矯正やぺリオなどの外部講師を呼んでの、
院内研修が開かれたこと。
④診療は、担当医制であり、一度担当になると、治療が終わるまで
全ての責任を持って、一人で任されること。
⑤また、診療チームは単位になり、決められた診療ユニットと
専任アシスタントが付くこと。
⑥患者様1人あたりのチェマータイムが、最短でも30分であり、
余裕を持って診療が出来ること。
⑦完全週休2日であり、1日の診療時間も短いこと。
⑧各地から意識の高い患者様が集まるため、自費診療が中心であること。
(私は1日10人しか診ていませんでした。)
⑨昇給やボーナスは出来高払いになっており、やればその分報われる制度あること。
⑩ ドクターのレベルが高く、その先生方と一緒にいるだけで 多くの学びを得ることができること。
この恵まれた環境で育ち、独立した小室歯科卒業生達は、ほぼ全員成功しています。
私の同期入社は7名いますが、全員がその地域で一番。
数名はダントツの成功者です。
こんな私でも、環境に恵まれて、友に恵まれて、素晴らしいメンバーに
恵まれれば、一人前になれるのだと、つくづく実感しています。
今春から、卒後1年後の研修医1名、
卒後2年目の研修医終了医3名、卒後5年目の口腔外科医1名、
計5名の常勤歯科医師が私たちの医院で勤務することが、決まっています。
その他、非常勤歯科医師も2名採用します。
ということは、私の新人時代のように同期入社が7名ということになります。
彼ら全員から、「ここで学べて本当に幸せでした」
と言ってもらえるような、魅力がある医院を作ろうと、今心に誓いました。
まるで、小室歯科のような医院を!!
<最高の修行時代を過ごした 寄田幸司>