[’07/11/21] 三重県庁セミナー
三重県庁さんが主催する、
経営品質オープンセミナーで約2時間、お話をさせて頂きました。
参加者は県庁職員、県立学校の教職員、市長職員約250名です。
テーマは、「強固なチームワーク作り」
会場は、三重県総合文化センターです。
ここに来るまで、県の職員の皆様が私に何を
望んでいるのかがよくわからず、講演内容が適切であるのか不安でした。
しかし、始まる前、三重県総務部人材政策室長の北岡さんと
名刺交換をさせて頂き、不安が解消しました。
その名刺に、
三重の健康づくり総合計画「ヘルシーピープルみえ・21」と書かれ、
サブタイトルに
~わくわく育ち、イキイキ暮らし、安らかに人生を全うする~
と書かれていたからです。
私たちが目指すのは、来院者がワクワク楽しく訪れ、
そして、ここで働くメンバーがイキイキ輝く歯科医院作りです。
県庁の思いと私達の思いが同じであることがわかったのです。
その瞬間、不安が消え、セミナー成功の確信が得られました。
その結果、自信に満ちたセミナーになりました。
その後、座談会形式で、約1時間質疑応答を受けました。
その中で、経営に関する、質問もありました。
すなわち、
「削って詰めての出来払いの医療制度に
反する治療方針で、十分やっていけるのか?」
私たちは、予防をベースとした医院。
約5年私たちウェルカムサロン(予防サロン)を設立し、
全面改善しました。
以前は2階へ治療のフロアには、7台の診療ユニットがありました。
患者様が増加しているにも関わらず、2台のユニットスペースを撤去し、
カウンセリングルームを、新たに2室作りました。
効率重視の一般的な考えとは、逆の発想です。
しかし、カウンセリングに時間をかけることにより満足度が上がり、
自費率が向上しました。
リピーターやヨリタマニアと呼ばれるファンも、多数お越し頂けるようになりました。
私たちにとってよいこと、ここで働くメンバーにとってもよいこと、
そして、来院される患者様にとってもよいこと、
すなわち、3者にとってよいことだから、私たちのコンセプトが支持されたのです。
従来の歯を削って始める医療から、
歯を守る医療への転換が求められています。
疑いを持たず信じてやり続ける事の大切さを、参加者にお話しさせて頂きました。
今日のような質の高い座談会を、経験したことは過去にも少ないと思います。
意識の高い受講者に集まって頂いたお陰です。
三重県庁の皆様、本当に有難うございました。
<これからも経営品質向上のお手伝いがしたい 寄田幸司>