カムカムニュース

[’19/7/22] カムカムニュースVol.77

定期的にお子様の歯に関する豆知識や、院内の出来事
発信するカムカムニュース。

今月のカムカムニュースVol.77を、紹介します。

ご興味のあるあなたは、是非ご覧下さいね。

 

《ヨリタクラブフロア内覧会を開催しました!》

 

 

先日の7月3日~7日5日間に渡る、2階予防専門フロア
『ヨリタクラブフロア』内覧会にお越し頂きました皆々様
誠にありがとうございました!
 
なんと約300名様の来院と、100名を超えるご予約を頂くことが出来ました。
お陰でこの数日、内覧会に来て下さった方々が初診を受けに
ご来院下さっており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

内覧会も無事終え、ヨリタクラブフロアも本格的に運用開始
もっとより良いクラブフロアにする為、これからも
スタッフ一同頑張ってまいります。

今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます!

《咬みあわせの異常》

咬み合わせの異常とは、上下の歯の位置関係
正常でなくなったことを指します。

歯列不正顎関節症歯ぎしりなど、咬み合わせの異常に
つながる原因はいくつかあります。

その中でも歯ぎしりは、自覚症状がないことも多いのですが
実は非常に多くの方に歯ぎしりが原因とみられる歯痛
歯の摩耗(擦り減り)が起こっているため
皆さんも当てはまることがないか、この機会にチェックしてみて下さい。

実は、上下の歯と歯を左右に擦り合わせて、ギリギリと
音が鳴ることだけが歯ぎしりではなく
擦り合わせていても音が鳴らない場合でも、十分歯ぎしりと言えますし
一ヶ所で強く咬みしめることも、歯ぎしりに含まれます。

このような歯ぎしりは、ほとんどの方が行なっていますが
問題はその程度(強さ、頻度、持続時間)です。

特に夜間の歯ぎしりは、無意識に非常に大きな力
行う場合があり、歯や筋肉、顎関節に障害や
咬み合わせの異常が生じます。

また、昼間弱い力無意識に咬みしめをしていることもあります。
通常は上下の歯の間には、前歯で二ミリ程度の間隔があります。
すなわち上下の歯は、通常は接触していません

 

 

今、あなたの上下の歯が接触しているようであれば
強弱の差はあれ、それは咬みしめを行なっているということです。
咬み合わせがおかしいという方で、よく上下の歯を接触させて
自分自身で咬み合わせを確認している場合がありますが
これも良くない習慣です。

強い歯ぎしりは、歯の亀裂を生じます。
これは、歯が欠ける原因や、むし歯の原因にもなります。

歯の根に亀裂が生じると、歯を抜かなければならなくなります

特に、歯の神経をとって被せ物になっている歯は、歯ぎしりによって
歯の根に亀裂が入るリスクが高まります。

このほか、歯ぎしりと呼べないような弱い力であっても
上下の歯を持続的に接触させたり、長時間行なったりすると
歯の周りの組織ストレスが加わり、歯周病になりやすくなります。

あるいは、筋肉が疲労して、顎の痛みや、頭痛にもつながります。

夜間就寝時に行なう歯ぎしりは、自分では止められないので
歯やその周りの組織を守るために、ナイトガードスプリント
呼ばれる装置を口腔内に装着します。

起きているときに行なう咬みしめは、自分自身で制御できるので
気がついたら止めるように心がけましょう。

歯ぎしりを強い力で行なったり、くせとなって頻繁にしてしまうと
様々な悪影響が出てきます。

その結果の一つとして「咬み合わせの異常」が起こります。

ご自身に歯ぎしりの可能性があるようならば、歯科医院でご相談
なさって下さいね。

 

ぱど 大阪東版 2018年12月07日号
『ワクワク楽しい予防歯科ってなあに vol.161』より抜粋。

 

これからも、カムカムニュースを通じ、
子供たちの歯を守る情報発信を、していきます。

 

   

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次回のカムカムニュースは、来月半ばを予定しております。
お楽しみに!

過去のカムカムニュースは、コチラ

 

<カムカムクラブは、子どもたちの笑顔でいっぱい 寄田幸司>

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