このような習慣が続くと、
上あごの発達が悪くなり、下あごはその影響を受けてしまいます。
あごがうまく成長しない場合、
歯並びはどんどん悪化します。
あごの骨の成長不足
お口周りの筋肉の間違った使い方
口呼吸・舌の位置の低位化
指吸い・爪咬みなどのクセ
姿勢が悪い
横から見たときに
上の歯が出ている
顎が小さく
歯が並ぶスペースが足りない
上の前歯と下の前歯の先が
当たっている
横から見たときに
下の歯が出ている
奥歯は咬むけど
前歯が閉じない
上の歯が下の歯に
覆いかぶさっている
これらの歯列不正は、
マウスピース小児矯正で
きれいな歯並びを
目指すことができます
矯正治療が安価で始められる
できるだけ綺麗な歯は
抜かない
痛みが少ない
専属スタッフがしっかり説明
サポート
治療期間は
できるだけ短くしたい
マウスピースの取り外しが可能
装着時間が短い
当院のマウスピース小児矯正は、『マイオブレースシステム』という
マウスピースとお口や姿勢のトレーニング(アクティビティ)の二方面から
お子様の歯並びが悪い原因を治していく治療を行っていきます。
マイオブレースシステムは、オーストラリアのDr. Chris Farrellにより
不正咬合の原因を、早期に治療するための筋機能装置として開発されました。
本来子どもが持っている正しい歯並びを促すだけでなく
呼吸改善など健康面においても大きなメリットがあることで注目され
25年経った現在では世界100ヶ国以上に広まり
日本においても、このシステムを取り入れた矯正治療が行われるようになりました。
その中でも、当院はマイオブレースシステムを適正に行っていると認められた
Myobrace® Memberのクリニックです。
ブラケット矯正が取りはずしではなく
24時間つけているのと比べ、小児矯正で使うマウスピースは
1日、日中に一時間、夜間寝ている時、
トレーニングの時に使用します。
マウスピースは、間違ったクセや習慣を改善出来るように
デザインされています。
そのため、使用するマウスピースは、お子様の年齢やアゴの発育
お口の状態に合わせ歯科医師の指導のもと、使い分けていきます。
マウスピース小児矯正では、マウスピースを使うだけでなく、
最初に間違ったクセを、トレーニングによって改善することから
始めていきます。
そして、同時にマウスピースを使って、永久歯が正しい位置に
自然に生えてくるように導き、歯並びを良くしていきます。
私たちは、それらを『アクティビティ』と呼んでいます。
トレーニングは、正しい呼吸の練習からスタートし、舌・嚥下(飲み込み)
そして、くちびるの筋力トレーニングへと続きます。
1ヶ月に一度の来院で、その成果をチェックし、出来ていると判断すれば、
次のトレーニングへと進みます。
お子様の歯並びを良くするための、マウスピース小児矯正専用トレーニングルームです。
トレーニング専属の先生(矯正エデュケーター)が、楽しく優しくトレーニングをしっかり指導してくれます。
きれいな歯並びになるように、一緒にがんばりましょう!
歯(エナメル質)へのダメージと痛み
針金が歯に固定されているため、歯磨きが難しく、針金周辺の
虫歯や着色の原因となります。
また、針金を取り外す際、歯の表面が傷つく恐れもあります。
強制的に歯を動かすので、強い痛みが出ることも多いです。
そのため、食事も十分とれないこともあります。
歯の根っこへのダメージ
ブラケット矯正は、常に、歯冠(歯ぐきから出ている「歯」の部分)に
弱い力をかけ続けることで、アゴに埋まっている、歯の根っこを移動させ
お口の歯並びを良くしていきます。
そのため、長時間力をかけ続けることにより、根っこがとけたり
短くなったり、動いてきたりなどの、ダメージを受ける事があります。
その結果、歯並びは良くなりますが、歯周炎や歯周病になってしまうこともあります。
装置をはずした後の後戻り
歯並びが悪くなった、根本の原因が改善されていないため
矯正治療後、少なからず歯並びが後戻りします。
また、歯並びが悪くなった原因の一つである、癖や悪習慣が
改善されていないため、元に戻ってしまうことも、あります。
治療期間の長期化
後戻りを防ぐため、保定装置と呼ばれる取り外しの装置を
治療後も1~2年、装着する必要性があります。
そのため、治療期間が大きく延びることがあります。
開咬 8歳4ヶ月(初診時)女の子
【治療内容】 |
奥歯が噛んでいても、前部に隙間ができている。 さらに、出っ歯が気になるという事で来院。 舌を出す癖も見られたためマウスピースの装着とアクティビティ(トレーニング)を開始。 難しい症例ですが急速拡大装置も併用しながら約2年半で改善し、歯並びも良くなりました。 今後も治療を続けさらにきれいな歯並びを目指します。 |
---|---|
【費用】 | 検査・診断料¥27,500(税込)+矯正治療費¥440,000(税込)+月々の管理料¥5,500(税込)×回数 |
【リスク】 |
現在はマウスピースの力で口腔習癖による外圧・内圧から守られていますが 口腔筋機能の正常化・獲得が不十分であれば後戻りする可能性もあります。 |
受け口(下顎前突) 6歳9ヶ月(初診時)男の子
【治療内容】 |
かみ合わせが反対(反対咬合)で、受け口になっていることが気になり矯正開始。 アクティビティ(トレーニング)に加えて反対咬合用のマウスピースと急速拡大装置を併用しました。 約2年2ヶ月かけて治療し上の前歯が下の前歯を越えて並ぶようになりました。 全体の歯並びを整えるため現在も治療中です。 |
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【費用】 | 検査・診断料¥27,500(税込)+矯正治療費¥440,000(税込)+月々の管理料¥5,500(税込)×回数 |
【リスク】 |
受け口自体は改善していますがさらなる上顎の拡大は必要です。 マウスピースによる拡大が不足している場合は拡大装置を使用して、加療する必要があります。 |
凸凹(下顎前歯叢生)6歳5ヶ月(初診時)女の子
【治療内容】 |
前歯の凸凹の歯並びが気になり来院。 特に、下顎の2番目の歯が2本とも舌側に倒れてしまっていました。 2種類のマウスピースとアクティビティ(トレーニング)によって約1年で、かなり歯並びが改善しました。 現在は、奥歯のかみ合わせをしっかりそろえるため、継続治療中です。 |
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【費用】 | 検査・診断料¥27,500(税込)+矯正治療費¥440,000(税込)+月々の管理料¥5,500(税込)×回数 |
【リスク】 |
上顎を拡大する力がまだ弱いので、上顎左右3番が脱落した後、 スペースの確保ができない場合があります。 その場合は、急速拡大装置を使用して上顎を広げる処置が、必要になることがあります。 |
出っ歯(上下顎歯列弓狭窄)10歳7ヶ月(初診時)女の子
【治療内容】 |
出っ歯が気になるという事で矯正治療を開始。 お口周りの筋肉の影響で上顎と下顎の歯列弓(歯並びの広がり)が狭くなっていたことが 出っ歯になってしまった、主な原因でした。 マウスピースとアクティビティ(トレーニング)により歯列弓とお口周りの筋肉が整い、出っ歯が大きく改善しました。 現在は、最終的なかみ合わせを揃えるために継続治療中です。 |
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【費用】 | 検査・診断料¥27,500(税込)+矯正治療費¥440,000(税込)+月々の管理料¥5,500(税込)×回数 |
【リスク】 |
出っ歯は改善しましたが、上下顎の成長が芳しくない場合は切端咬合になる可能性があります。 また、舌癖の正常化が見られない場合は後戻りする可能性があります。 今後も、経過観察と、トレーニングが必要となります。 |
初診
まずは、お電話もしくは、ホームページの初診予約フォームからご連絡ください。
お越し頂いたら、問診票を記入いただきます。
その後、専門のカウンセラーが十分な時間を取って、お話をお伺いします。
親御様がお子様について心配していることや、気になさっていること
何でもお聞かせください。
次に、マウスピース小児矯正担当の歯科医師によるお口のチェックをさせて
頂きます。最後に、受付にて矯正相談のお約束をとって頂き、初診の診察は
これでおしまいです。
矯正相談
矯正相談では専門のカウンセラーもしくは、マウスピース小児矯正担当の
歯科医師から、前回診させて頂いた初見診断を基に、
・お子様に、マウスピース小児矯生が行えるかどうか
・マウスピース小児矯正とは、どのようなシステムなのか
・マウスピース小児矯正を行う上での、注意点
など、わかりやすい資料を使って、説明させて頂きます。
お子様にとって、どのようにするのが一番良いのか、一緒に考えましょう。
精密検査(資料取り)
相談の結果、マウスピース小児矯正を行う決断をされた場合、精密な検査を
行います。初見診断だけではわからないリスクも、たくさんあります。
そして、その子に最適な治療計画を作成するには、精密な検査が必要です。
お口の中・顔・全身の写真、歯型の採取、レントゲン撮影などをとります。
お子様にとっては、少し負担がかかるかと思いますが、トレーニングを積んだ
スタッフが、できるだけ素早く、そして優しく丁寧に検査をさせて頂きます。
治療計画の決定・診断結果の伝達
(矯正診断)
ここまで来るのは、大変だったと思います。
頑張ってくれたお子様を、ほめてあげましょう!
前回の精密検査を基に、
・本当に、マウスピース小児矯正が行えるのか
・その子に合わせた、最適な治療計画 など
をお話しさせて頂きます。
これで、すべての情報をお伝えしました。
まだ心配なこともあると思います、じっくりお話ししましょう。
治療スタート
ご決断頂き、ありがとうございます。
いよいよ、マウスピース小児矯正のスタートです!
ピカピカのマウスピースと、アクティビティブックをお渡しします。
そして、マウスピースの使い方、正しい舌の場所をお伝えします。
最初の目標は、『マウスピースとお友達になること!』
起きている時に1時間と、寝る時には必ずマウスピースを使いましょう!
アクティビティスタート
マウスピースとお友達になれたでしょうか?
次からは、歯並びを悪くしてしまった、体やお口の悪いクセを治すための
アクティビティ(トレーニング)がスタートします!
マウスピース小児矯正の歯科医師と、矯正エデュケーター(トレーナー)の二人で
フォローしていきます。
一緒にきれいな歯並びと、健康な体を目指しましょう!
ゴール
よく頑張りましたね!
きれいな歯並びになったことはもちろん、舌癖がなく、正しい呼吸と姿勢
正しい飲み込み方が身につき、お顔立ちもより良くなりました。
健康な体と健康なお口で、お子様の笑顔がますます輝くことでしょう。
- マウスピース小児矯正を開始する、最適な時期
-
最も多い、ご質問です。
人は目や鼻の形が違うように、顎の骨の形も成長する方向も、違います。
それにともなって、開始する時期もそれぞれ違います。
今回、私たちが提案するマウスピースを使った出来るだけ歯を抜かない小児矯正では、
乳歯列期に始めて頂くことで、大いに効果が発揮できます。
具体的には、5歳から8歳で、始めるのが理想です。
- 成長期(学童期)の治療が、なぜいいのか?
-
矯正治療には、さまざまな考え方があります。
一つは、成長を待って顎の大きさに、歯の数や大きさを合わせていく方法。
もう一つは、個人の持つ成長に少し手を貸すように、矯正力をかけ顎を広げて
歯の大きさにあわせる方法。
それぞれに、一長一短ありますが抜歯の可能性が少なくなる点では
成長期の治療が有利といえるでしょう。
- 後戻りはあるか?
また、後戻りが起きた時の保証はあるか? -
どんな矯正方法でも、後戻りは起こります。
ただ、マウスピース小児矯正は、後戻りの程度が少ない治療法です。
その理由は、低年齢で矯正を行うことと、後戻りが起こる原因をトレーニングで
なくしていくからです。
矯正治療が終わっても、トレーニングで身につけた習慣を実践しなければ
後戻りが起きる可能性はあります。
そのため、後戻りに対する保証はありません。
- マウスピースだけで、治らないことはあるか?
-
お子様の歯並びの状態により、変わります。
初めに行う検査・診断で、詳しくお伝えすることができます。
現在、ほとんどのお子様が、マウスピース矯正のみで治療が完了しています。
- 就寝中、外れることはないのか?
-
初めは、外れてしまうことがあります。
5〜6歳のお子様でも、次第に慣れて朝まで装着することができますので
ご安心下さい。
- 来院する頻度は?
-
マウスピース矯正がスタートすると、基本的には1ヶ月に1回の来院になります。
その他、気になることや急な対応が必要な場合は、いつでもご予約をお取りできます。
初回検査料・診断料
27,500円(税込)
矯正治療費(装置代含む)
440,000円(税込)
毎月の管理料
5,500円(税込)