院長ブログ

[’22/12/28] 新人研修(中途採用) -ドリーム通信読み合わせ『夢と希望あふれる強固なチームワーク作りその①』 -

中途採用の新人スタッフ向け
新人座学研修(あり方教育)

今回も、『ドリーム通信読み合わせ研修』

ドリーム通信から、

Vol.29  新人スタッフ研修
Vol.40 夢と希望あふれる強固なチームワーク作り その①

の、2項目についての読み合わせをしました。

そのうちの、
Vol.40 夢と希望あふれる強固なチームワーク作り その①は、下記のとおり。

 

■Vol.40 夢と希望あふれる強固なチームワーク作り その①

 

大学卒業後、勤務医の4年間は、自費中心の医院で、
主に技術の修得に時間を割いてきました。
そのため開業するにあたり、技術さえあれば
患者様もスタッフもついてくるという、前近代的な考えでした。

とりあえず主訴のみを治療し、「何かあったらまた来て下さいね」という、
人を見るのではなく、ただ歯を診ている診療。

スタッフとある程度の信頼関係は出来ていましたが、それ以上ではありませんでした。

心から深く理解し合い、同じ夢と希望を共有する、
仕事を通じ、お互い自己成長をすることなどあり得ませんでした。

患者様に愛される歯科医院を作る、その思いだけでヨリタ歯科クリニック開設。

悲しいかな、そこには私に一番近い存在、最も大切にしなければならない存在、
すなわち家族やメンバーのことを忘れていました。
そのために多くの辛い、しかしありがたい経験をさせて頂きました。

具体的には、開業4ヶ月目のある日、メンバー全員がその日で退職しました。
その日から、ある意味私は人間不信になりました。

「ここまでやったのに」
「仕事を途中で投げ出すなんて、なんて無責任で弱い人たちなんだ」

変わることのない、他人や環境を責めていました。
常に自分を正当化していました。

開業10年が経過。
最愛の母が旅立った時、私は診療室にいました。
その後一年間、自己嫌悪になりました。

悩みに悩み続けました。
そこまでして、「患者様に愛される歯科医院を作ることが大切なのか」と。
そして、やっと気付くことが出来ました。
光が見えました。
目が覚めました。

今まで起こった全てのことは、意味があることを。
今まで起こった全てのことの原因が、自分にあったことを。
今から起きる全てのことは、自分で作り上げられることを。

これら全てをメンバーから教えて頂きました。
そしてこのメンバーと共に、夢を実現していきたいと思うようになりました。
本気、本心、本音で将来の夢を語るようになりました。

そして、私は決断しました。
患者様に愛される医院ではなく、メンバーや取引き先に愛される医院を作ることを。
ビクビク怖い、出来れば行きたくない歯科医院ではなく、
夢と希望あふれる、ワクワク楽しい医師医院を作ることを。

予防をベースにしたワクワク楽しい歯科医院を実践するには、
チームメンバーの協力が不可欠。
私一人では決して、実現することは不可能。

私はその日から、家族のようにメンバー一人一人に接するようにしました。
馴れ合いではなく、他人行儀でもなく、真剣に裏表なく話をします。

共に笑い、喜び、悲しみ、お互い理解し、認め、励ましあい、
そして、仕事を通じ、知り会えたことを共に感謝します。

そこには、飾りやお世辞は必要ありません。
医院を良くするため、患者様に満足と信頼を与えるため、お互い本音で付き合います。

その結果、メンバー自身も私や患者様と家族のように接するようになりました。

信頼関係が生まれることで、夢は、願い続ければ叶う。
夢は、楽しみながら叶う。夢は、仲間と共に叶う。

そう信じることが、出来るようになりました。

強固なチームワークが、思いを形にする。

 

以下は、新人メンバーのレポートの一部です。
興味がある方は、是非お読み下さいね。

 

【ドリーム通信読み合わせ】

■Vol.40 夢と希望あふれる強固なチームワーク作り その①

・例えば、チーム内で本音や本心で話をした時に、険悪な空気になることも
あるはずです。ですが、ヨリタのスタッフの方と話をしても、自分の希望は理解
してもらえます。
なので、わからないことや疑問に思ったこと等も聞きやすいですし、
改善したいところ等、話しにくいことに対しても話しやすいです。
入職したばかりでも、受け入れてくれるという環境が自然にあるので、
いつのまにか信頼関係も出来上がっています。
寄田院長が苦労された経験で、今の居心地良い医院が出来上がったのだと
思いました。

・私は今の院長しか知らないのですが、過去に院長ご自身が大変な
ご経験をされてきたことに大変驚きました。
夢と希望あふれる、ワクワク楽しいヨリタ歯科に行き着くまで
たくさんの壁があり、いつもその壁を乗り越えられてきた院長は
本当にすごいなと思います。
患者様はもちろん、私たちメンバーへもいつもあたたかくご対応して
下さるので、ヨリタ歯科で働くことが出来てとても嬉しいです。
夢などという言葉ももう口にすることもないだろうなと思っていましたが
ヨリタに入職して、皆さんの前向きな気持ちや向上心を見て、まだまだ
自分もそういった気持ちや夢を持っていいのだと感じました。

・仕事を通して、他のスタッフやチームメンバーと心を通わせながら
協力し合うことは、良いクリニックを形成したいという夢に向けての
第一歩だと思いました。
スタッフ同士は協力し合い、本音で語り合える仲だからこそ
患者さんがそれを察して(感じて)、このヨリタ歯科クリニックに
来てくれるのだと、改めて感じ取りました。

 

 

 

<読み合わせ研修は、学びや気付きがたくさんある   寄田 幸司>

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