今回も前回に引き続き、 「医院に通うあなたの15の願いそのC」をお届けします。 いよいよ15番目のあなたのお願い。 N あなたは、治療をすればする程、歯を失うことを知っています。 歯を削ったりつめたりしたくない。 いまの健康な歯を守りたい。 そんなあなたの要望に答えてくれる医院に、定期的に通いたい。 あなたの住む町には家から徒歩・もしくは車で10分以内で通える 歯科医院が多数あることでしょう。 自分の思いを時間をかけて聞いてくれる医院。 自分のことを本当に大切にしてくれる医院。 ずっと長く通いたいと、心から思える医院。 そんな医院を探して何度も転医をしました。 という患者様に今でもよくお会いします。 やはり前回までシリーズでお届けした15の願いを全て 満たす医院とあなたが出会うのは難しいでしょうか。 「そんな考え、そんな医院ある訳ない」 と、 あきらめてしまうのでしょうか。 実はこの15の願いは、あなた(患者様)の視点に立った私の思いです。 私は今、私自身が通いたくなるような歯科医院、 すなわち、 私たちが目指す3つの理想の歯科医院を 実現したいと心から思っています。 具体的には、感謝の言葉があふれる医院。 感動を与え続ける医院。 そして、ワクワク楽しい医院です。 しかし、まだまだ道のりは長く、険しいものであるかも知れません。 私は知っています。 心からの感動や、感謝の言葉は、 いくら内装や設備にお金をかけても 生まれるものではないことを。 私は知っています。 心からの感動や、感謝の言葉は、 来院されたあなたにお声をかけることでのみ 生まれることを。 そして私はあなたにお約束します。 あなたの15の願いが叶う医院を実現することを。 あなたに信頼される、夢と希望あふれるワクワク楽しい歯科医院を 実現することを。
武藤 拓也 今日のお話を聴いて、一番強く感じたのは、井上さんが、 カウンセリングという仕事に誇りと自身を持ち、 そして何より楽しんでいる、ということです。 それは、仕事に対する理想的なスタンスだと思いました。 私も、ゆめはんなメンバーにそのような気持ちを持って 働けるような環境を作ってあげたい、と思いました。 カウンセリングで気を付けていること、というお話でも 「表情豊かに」「優しい言葉づかいで」など、 スキルというより、メンタル面でのアドバイスが多かったことが印象的でした。 人対人の仕事なので、気持ち、心が最も大切、というよりそれが全てです。 後はそれを補強するものに過ぎないんだな、と思いました。 お話の中にもあったように、カウンセリングルームでは、 楽しそうに話していたのに、チェアに座ると何も言えなくなる、 というのでは、カウンセリングをしている意味がなくなります。 今日のお話を参考に、チェアサイドでも患者様の気持ちを 引き出せるよう、チェレンジしていきたいと思います。 永山 晃之 これから初診の患者さんに対して、カウンセリングメモを通じ、 小さな不安を少しづつ小さな安心 →信頼に変えていきたいです。 今現在、仕事も楽しくやりがいも感じています。 ただたまにこれでいいのかと自分自身に対して思うこともあり、 まず、自分自身を見つめ直し現状を見ようと思いました。 毎月吹田先生の塾もありますので、その機会も使っていこうと思います。 北村 浩子 荒川さんの講義を受けて考えが変わり、もっと奥深くなり、 人の心のサポートが出来るようになりたい!と思いました。 患者様のお口だけの治療ではなくて、 心の治療も出来るようになりたいです。 人は、どんな人でも寂しい心を持っていると思っています。 そんな寂しさを吹き飛ばせるくらいに帰られる時は 元気になって帰って頂けるように頑張ります。 裏川幸世 私もカウセリングやチェアサイドのコミュニケーションや、 スタッフとの会話が大好きで、人間を好きになりたいと、 心理学の勉強を始めようとしていました。 井上さんが来て下さって、本当に自分がやりたいと、 目指したいものが、わかってきました。 クリニカル・コーディネーターの本を読んで(まだ途中なのですが) 私がやりたいこと、やれることはこれだ!!と思いました。 医院のプロジェクトチームとして、トリートメント・コーディネーターも やっていく私ですが、人の心や患者様の心とDrの間で、 いかに話をかみくだいて説明できるのか、わかりやすく、 相手に最高のサービスと治療と選択を伝えることができるのか、 それでいて、患者さんの立場に立って心からよりそうことのできる スペシャリスト治療や、臨床の場での知識ももっと増やして 自身を持って当院を患者様に紹介できるようになりたい!! Drも説明なら「私!!」とまかせてもらえるような スキルアップをして行きたいです!! 中村 彩香 歯科者の先生は ”怖い” ”近寄りがたい” イメージがありました。 いきなり診療室に入って、チェアーに座ると自分の思いや、 伝えたい事、聞いて欲しい事が、なかなか言えない人が多いと思います。 実際カウンセリングをしていて、そのような声をたくさん聞きました。 なので、まず診療室に入る前に、患者様と一番近い存在の私達が 先に患者様の思いを引き出し、 その場の緊張を取り除き、 患者様が安心して話せる環境をつくるのは本当に大切な事だと思います。 1番近い存在の私達だから、患者様の目線で話を聞く事が出来るのだと思います。 歯医者での一番のサービスとは、聴くことだと思います。 話を聞いてくれた、今までの歯医者とは違う、ここに来て良かった。 安心から信頼が生まれ、健康を提供でき、食べられ、心も健康になれ、 それが患者様にとっての最高峰だと思います。 一人一人の患者様とより深い信頼関係を築いていきます。 大野 萌美 私はカウンセリング用紙に添って質問をし、 患者様に色々聞いてカウンセリングをしてきたつもりでした。 荒川さんは患者様が診療に入るまでの不安を取り除くという 意味でのカウンセリング)をして患者様とドクターの間の クッション的な存在であるという事を聞き、ものすごく驚いた反面、 ”クッション”と言う存在について、大変共感出来ました。 セミナーを受けて、カウンセリングについての取り組み方を考直します。 ただカウンセリング用紙に添って質問するのではなく、 患者様目線で何の為にカウンセリングルームに入って もらっているのかを考え、また新たにカウンセリングについての 取り組み方を考え直しました。
今回も前回に引き続き、 「医院に通うあなたの15の願いそのB」をお届けします。 あなたのことを、 ほんの少し気にかけてくれる医院。 例えば、 J あなた通院している期間、少しわがままそうな老人が、 入れ歯の調整のため不機嫌そうな顔をして、 毎日のように通っている。 そして、老人は繰り返し繰り返し、いつも同じ悩み(しっかり咬めない、 うまく入れ歯が合わないなど)を話す。 忙しい中でも、老人の訴えに耳を傾け、 何度もうなずきながら、時間をかけて入れ歯の調整をしているドクター。 そんなやり取りを見ていて、30年後のあなたが、 自分の歯で何でも咬めることが 出来るよう、 今ある歯を大切にしよう、 信頼している先生や、スタッフの手をわずらわさなくてもすむようにしよう、 と思いたくなる医院。 K 診療が予定通り進まなかった時でも、あなたは不満を漏らさないから、 その原因をきっちり説明してくれる。 その後の処置方針や対応を、患者である私の立場で考えてくれる。 そして、どうしても納得いかない場合は、怒らないから、 院長がきっちり対応してくれる、そんな誠実な医院。 L 歯が悪い私がいけないのだけれど、 長く通ってやっと治療が終わったあと、 「今まであんなに親身になって私の事を大切にしてくれた。 そのためにも、 私の歯を一生大切にしていこう」 と思わせてくれる医院。 M あまりにスタッフ全員が心から笑顔で対応してくれるので、 ついつい知人に紹介したら、早速、その知人から 「こんなに歓迎されて、心温まる対応を受けた医院はなかった、 紹介してくれて本当に有難う」 と、お礼の電話が入る医院。 こんな医院が近くにあれば、是非紹介したいと思うのでは。 ワクワク楽しい医院では、あなたの多くの願いが叶います。
今回も前回に引き続き、 「医院に通うあなたの15の願いそのA」をお届けします。
あなたのことを、ほんの少し気にかけてくれる医院。
例えば、
E 待合室に人があふれている夕方、突然の雨が降った時、 狭い自転車置き場から はみ出した、 自転車のサドルが濡れないよう、 急いでビニールカバーを かけてくれるスタッフがいる医院。 F 診療が込み合い、少し待ち時間がある時、 たとえ新人ドクターやスタッフであっても、 他のメンバーと同じように、 診療の合間に 「お待たせして申し訳ありません」、 「今までの治療や今後のことについて、 何か気になることはありませんか」 など、あなたのことを気にかけてくれる医院。 G 診療中の忙しい時でも、メンバー同士が助け合い、 お互い笑顔で、 感謝の言葉をかけ合う関係が、 スタッフ間で築けている医院。 そんなスタッフの働く姿を見て、 「苦手な治療でも、ここだったら頑張ろう」 「スタッフの笑顔に出会うために、次回も来よう」 という気にさせてくれる医院。 H いつもより診療が長くなり、少し疲れた顔をしているあなたに、 退出する時など、決してマニュアル的な態度と言葉がけでなく、 「今日は大変でしたね」 「お疲れ様でした」 と、ハートのこもった笑顔で見送ってくれる医院。 I 緊張いっぱいで診療室に座るあなたの横で、 小さな子供が、 私以上に緊張して治療を受けようとしている。 その時、まわりのスタッフの皆さんが、 子供の不安を少しでも取り除くため、 一生懸命話しかけたり、励まし続けている。 そんな医院に30年前のあなたが出会っていたら、 歯医者嫌いには決してならなかったと、 思わせてくれる医院。
こんな医院が近くにあれば是非通いたいと思うのでは。
ワクワク楽しい医院では、あなたの多くの願いが叶います。