[’22/5/13] パドクター
毎月、街の情報誌 「ぱど」 に健康情報
「ワクワク楽しい予防歯科ってなあに?」を
連載しています。
執筆メンバーは、
歯科医師の大林亮介先生、衛生士の岩切さん
デンタルコーディネーター兼管理栄養士の坂口さんです。
歯に関する知識はもちろんのこと、歯並び矯正や、食育、歯育て
管理栄養士の視点から学ぶ知識など、様々な学びや気付きを
皆様にお届け致します。
今回は、歯科医師の大林亮介先生で、
『〇△Vのお口と口呼吸』についてです。
ご興味のある方は、ぜひお読みくださいね。
ワクワク楽しい予防歯科ってなあに? vol.202 こんにちは、皆様いかがお過ごしでしょうか。 本日は〇と△とVのお口について、そしてそれらと口呼吸の関係性 さて、人はVの形を見ると恐怖を覚えるように進化しているらしいです。 ここまで言えば、想像がつくと思いますが、勿論、V型口蓋は悪い歯並びです。 就学前にこの3つの形はすでに決まっており、何らかの処置をしなければ 顎のサイズが狭ければ、永久歯が並ぶスペースも足らなくなり、 歯並びが乱れると、物が詰まりやすくなり、歯ブラシもしにくくなり、 上顎の横径と鼻腔容積は関連しており、横幅が大きくなると それ即ち、鼻呼吸がしやすくなるということです。
土台が大きければ、その上には適切なサイズの鼻がつきますから、 逆に、V型口蓋の方は、鼻中隔湾曲症(鼻腔の容積が縮まる)を併発していることが多く、 口呼吸が歯並びに悪影響を及ぼすことは、ご承知の通りです。 鼻呼吸が大切なのは分かっているけど、どうもウチの子はいつも口を開けている・・ V型口蓋は早期の発見、適切な時期の対応が必要です。 V型になった原因を精査し、理解していただき、それを改善するための 何かありましたら、いつでも当院までご相談ください。 それでは、また次回お会いいたしましょう。 |
そして更に、過去のバックナンバーを、 ご覧になりたいあなたは、コチラ |