歯科衛生士研修レポート

【09/11/12】 秋の学び

今日は、ドクター勉強会市来塾
スマクリ勉強会(Lash)
そして、衛生士勉強会(Wish)と、各地でメンバーが学んでいます。

その中でも、一番大きな勉強会がWish
参加者は、衛生士約30名

午前中は、講義が中心。
午後からは、実習を行いました。
私は午後、診療がありましたので、午前中のみ参加させて頂きました。

今回、2年目衛生士5名の合同発表会がありました。
タイトルは、「Jokanスクール 一年の学び」
そのほんの一部を、紹介します。




これを作るだけだったでも、大変だったと思います。
2年目ということで、伸び盛りの時期。
この時期に何を学ぶか、誰から学ぶか、誰と学ぶか
とても大切です。

その意味では、与えられた環境を十二分に生かし、
本当に、多くのことを吸収してほしいと思いました。
本当に、素晴らしい内容でした。

その後は、特別講師をお招きしての勉強会。
今日は、若手ドクターにも参加して頂きました。
講師は、(有)SKYWARD代表 寺崎光宣先生

寺崎先生の紹介です。

 

●日本コーチ協会会員
●日本コーチ岡山チャプター代表
●岡山県産業振興財団登録専門家
電力会社技術職を経て、平成17年4月1日に有限会社SKYWARDを設立。
代表取締役に就任。


タイトルは、「人はいかに動くか? ~行動科学に基づくもの~」
このテーマは、永遠に追求すべき奥の深いもの
他人に言われ、「ハイ、そうですか」と簡単に動く訳はない。
自らの意志で、動くもの。

だからこそ、人は自ら変わるそのための環境や、きっかけを与えることが私の役目。
そのために、大切なこと。
知っておくべきこと。

・5つの基本的欲求

 

生存の欲求
愛・所属の欲求
力の欲求
楽しみの欲求
自由の欲求


これは、生まれながら持ち合わせているもの、変わらないもの。
その人がその中で、どれを一番大切にしているのか知る必要がある。

・4つのコミュニケーションタイプ

人は、大きく分けると以下の4つに分類される

 

コントローラータイプ
プロモータータイプ
サポータータイプ
アナライザータイプ

これは、環境により変化するもの。
一般中小企業では、トップコントローラータイプ
従業員は、アナライザータイプが多い。
プロモータータイプは、少ないもの。

ワークで、参加者全員で集計してみました。
すると、一番多かったものは、プロモーター、サポータータイプ
ヨリタ歯科らしさが、全面に出た結果になりました。

寺崎先生の活動に興味があるあなたは、コチラ

その他にも、楽しい「上間トーク」がありました。
今回のテーマは、「知っていてほしい”基本の基”」について。
いつものように、楽しい、そして深い話でした。

また、3年目衛生士「Jokanスクール in ヨリタグループ」
研修修了書の授与式
がありました。
Jokan流、シャープニングやスケーリング、SRPの技術
研修試験があり、無事合格した藤本さんと、磯野さんを表彰しました。


今まで努力したものが、形になりました。

2人の頑張りと、先輩衛生士の尽きることのないサポート愛情のお陰で
何とか、クリアすることが出来ました。

本当に、嬉しく思いました。

午後の診療に間に合うように帰ってきた私に、いつもお世話になっている、
脳力開発センター代表 田中典生先生から、お電話が。

ほんの少しですが、今回のセミナーのテーマでもあった
「人はいかに行動を起こすのか」について、アドバイスを頂けました。

それは、田中先生のお孫さん(2才)の蓮司君から学んだこと。
題して、「孫の蓮司君から学んだ成長の3原則」

大人であれば、マイゴールの設定や、モデリング、イメージトレーニングなど
何となく、頭では理解出来ている。

しかしながら、続かない、成長しない。

しかし、田中先生のお孫さんは、2週間会わないうちにどんどん成長している。
大人とは、何が違うのか。
そして分かった、成長の3原則

 

その① コピー(真似る)
2才の蓮司くんは、いつもお父さんお母さんのことを真似る。
後を着いて行く。
言葉やしぐさなど、ひたすらその通りにする。
もちろん、そこには計算や損得はない。

その② リピート(繰り返し)
大好きなことなら、飽きずにやり続ける。
例えば、滑り台。
30回も、連続でやり続けることが出来るそう。
私は、無理です。

その③ フィードバック(ふり返り)
いつもそばに、お父さんお母さんがいて見てくれる。
上手くいったね、上手だね、これはダメだよ、出来た出来たなど。


この3つが、大切であること。
また、かまってくれる人が常にいることも大事。
そして、田中先生が最後に一言。

人を見てあげることが、最高の教育
人に見てもらうことが、最高の学習

私は、その言葉を聞いてうなりました。
「マイリマシタ」と。
今日のWish、Lash、市来塾全てに当てはまること。

先輩(講師)後輩手取り足取り、見てあげることで、
最高の教育が施され、後輩は先輩(講師)に見てもらうことで
最高の学習を受けられる。

そこには、成長の3原則である、
コピー、リピート、フィードバックの全てがある。
だから、この一年大きく成長することが出来たのでしょう。

蓮司君に、いや田中先生に感謝です。
今日も、たくさん学習することが出来ました。

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