ここが聞きたいQ&A

小児歯科のここが聞きたい 子供のむし歯を予防するには、歯磨きをするしかないのですか? 何かむし歯予防のコツがあったら、教えてください。

むし歯に負けない強い歯を作るには、フッ素とキシリトールを使いましょう!

むし歯予防には、色々なコツがあります。
まず、むし歯の酸に負けない歯を作ってくれる、フッ素が強い味方です。
むし歯は、口の中で増殖したむし歯菌が出す酸によって、歯の表面のエナメル質が溶けてしまい、やがて穴があいてしまうことをいいます。

ということは、虫歯を予防するには、
虫歯の酸に負けない強いエナメル質の歯を作ればよいのです!

そこで、フッ素の登場です。
フッ素には、歯のエナメル質を強くして、虫歯菌の出す酸に負けない歯を作る働きがあります。

また、むし歯菌には、歯みがきぐらいでは落とせない大変やっかいなミュータンス菌があります。
このミュータンス菌が放出する酸は強いので、アッという間に虫歯が進行してしまいます。

歯みがきで落とせないなんて、どうすればいいの!
と、お思いでしょう。

もちろん、歯医者さんで専門的なクリーニングを受ければ落とせます。
そのために カムカムクラブで3ヶ月ごとに、定期健診に来てください。

でも、実はもっと身近で手軽な方法もあるんですよ。
それが、「キシリトール」です。

キシリトールは他のショ糖とちがって、グルカンや虫歯の原因となる酸を作らないので、
プラーク(歯垢)を減らしてくれます。

またむし歯の原因の酸を作れないので、疲れ果ててしまい、
その結果、ミュータンス菌の数を減らすことができるのです。

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