難波千日前のワッハホールにて、ミュージカル「メッセンジャー」を、私を含め６名で見に行きました。このメッセンジャーとは障害を持つ人を意味するそうです｡最近、障害を持つ人を表現する時に「害」という字を使うのではなく、何かを伝えてくれる人「メッセンジャー」と呼ぶそうです｡
私たちの医院にお口のクリーニングで定期的に来院している野村陽子様が出演されていることが縁です。今回のテーマは“自分の気持ちを相手に伝える”ということです。
劇中では、自閉症の子ども「ユウ」と、いじめを受けている中学生「サエ」の交流を通じ、自分の思いを人に伝えることの難しさ、そして伝える勇気を持つことの素晴らしさを訴え続けます。最後に主人公サエは作家になり、自分の自伝を発表することで、封じ込めていた過去の自分を前向きに認めます。
私は、出演者全員で歌うハーモニーの綺麗さもあいまって、心が打たれ涙が溢れ出しました。本当に最高のミュージカルでした。
劇団ミクルミュージカルパニーの活動をさらに詳しく知りたいあなたは（ＵＲＬ　www.micle-musical.com）
今回の感動を胸に、私はより一層お口の健康の素晴らしさをあなたに伝えて行きます。
「人は誰でもメッセンジャー」

　　　　　（野村陽子さんと）＜副院長　　吉田　真一郎＞