Dr.ブログ

まだまだこれから

朝晩の冷え込みはかなりきつくなってきましたね。
起きるのがつらい季節になりました。
しかし 冬至冬中冬始め これからもっと寒くなっていきますね。
以前から夏が好きと伝えている通り
どちらかと言えば暑い方が得意なんで、この季節はつらい。
しかしスキー場のオープンまではもう少し、それを楽しみに頑張ろう!

さて、冬になると風が寒くなったり
水がつめたくなって、歯にズキっと感じる方増えたのではないでしょうか?

診療をしていても、そういった方が多いような気がします。
多くの方はズキっとしみて、もしかして虫歯かも!?
と来院される方が多いです。
しかし、そういったケースの大半は知覚過敏であることが多いです。

知覚過敏というのは、なんらかの理由で歯茎が下がったりすると
エナメル質のない部分が見えてきて、そこからしみてきます。
エナメル質は歯にとって鎧なのですが
歯の根元側には存在しません。
鎧のなくなったむき出しの部分に冷たい水があたると
ズキっとしみてしまうメカニズムになります。

この知覚過敏、実は治療がやっかいです。
なぜかと言いますと、あくまで神経が過敏に反応しているだけ
悪い何かがあるわけではないからです。
何もないのに歯の神経をとるのは歯にとって大きなダメージなので
基本的には神経をとることはありません。

多くのケースは薬剤を塗布して
あとは様子をみることが多いです。
しばらく経過をおっていくと、症状がなくなることがよくあります。

もしみなさんがズキっと感じたら知覚過敏かもしれません!
ただ、このズキっとする神経と虫歯でズキっとする神経
実は同じ種類の神経なんです。
なので、みなさんが判断するのはむずかしいと思います。
もじ痛みを感じたら一度歯科の受診をおすすめします。?

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