院長ブログ

[’13/10/26] POSH LASH合同セミナー開催

今日は、元ザ・リッツカールトン大阪勤務
現大阪ガス行動観察研究所研究員
松本加奈子様
をお迎えし、19:30~21:30の約2時間
お話を聞かせて頂きました。
参加者は、23名でした。


演題は、「行動観察とホスピタリティ」。
松本さんのお仕事は、固く言えば、
個人と組織を活性化し、サービスクオリティを
向上する仕組みを作り、従業員と顧客のエンゲージメントを
高めるための手法の研究
」のことだそうです。

今日は、その研究指導について、科学的にお話し頂きました。

具体的には、
●組織における「文化」とは
●サービスの特徴
●人間関係とは
●友人関係を構成する8つの要因
●ホスピタリティを実践に移す、行動観察ステップの応用

その他、参加者全員に事前アンケートも行い、
その質問にも、丁寧にお答えして頂きました。
最後に、松本さんの好きなお言葉
我以外皆我師」。

松本さんの今までのキャリアアップを見ていると、
この言葉通り、常に学び続ける真摯な姿勢があるから今あるのだと実感しました。

これからも、定期的に勉強会を通じ、
学び続ける組織、そしてホスピタリティあふれる人作りを、実践していきます。

以下は、参加者の感想の一部です。
ご興味のある方は、ご覧下さい。

 

松本さんの相手の見えないところに目を向けていくことが
大切というお話が印象的でした。私は患者様の一部しか
見ないで接していることがほとんどだなと思いました。

患者様の中にいつも不機嫌で無愛想な人がいて、
何でこの人いつもこんな接し方しか出来ないのだろうと思って、
こちらまで不快な気分になってしまうと考えたことがありました。

でもそれはその人の見える部分にしか注目していませんでした。
もしかしたら以前に待ち時間が長くてイライラさせたかもしれません。
歯医者がとても苦手な人かもしれません。治療をするにあたって
不快な思いをさせてしまったかもしれません。

そういう背景を考えずに、
その患者様と接するからこちらもその患者様に寄り添おうとは
考えもしませんし、それでは本当の信頼関係が
築けないということが分かりました。

その人の背景にある、見えない部分を少しでも見る努力しようと思います。
自分の価値観だけで決めつけるのは大きな間違いだということが分かったので、
これから患者様と接していく姿勢が変わるような気がします。

あと、松本さんの好きな「直心是道場」と言う言葉が
すごくいいなと思いました。素直な心があればどこにいようと学べる。
どこでも道場になる。私も素直な心で日々成長できたらいいなと思いました。

前までの自分だったら、仕事や学校で困難にぶち当たった時、
周りの環境が悪いから失敗するんだとか、周りの人が悪いとか、
いつも環境のせいにしていました。自分の責任など考えたことも
なかったと思います。それでは自分が成長できないということが分かりました。

周りの環境のせいにしないで、どんな環境であろうと
自分自身の曲がらない信念や意思を持って成長できたらと思います。
もし困難に遭遇した時は、松本さんに
教えてもらったこの言葉を思い出して乗り切ろうと思いました。

今回は、元リッツカールトンでお仕事をされていた、
大阪ガスの松本さんにセミナーをして頂きました。
ホスピタリティを行動心理の点から見たお話をして頂きました。
行動心理は大学の授業で受けて以来だったので、
とても面白く話を聞かせて頂く事が出来ました。

 一番心に残ったのは、ホスピタリティは
五感を使うという事でした。普段ホスピタリティを心がける
という気持ちでいても、結局頭で勝手に相手はこうすれば
喜んでくれるだろうと思って行動しているだけでした。
要するに頭と行動でしか行っていませんでした。

けれど、この話を聞いてすごく納得する事ができました。
私はいつも見えている所でしか判断
出来ていなかった事が本当に多かったな、と痛感しました。

また、人間関係の構築においての重要性も勉強させて
頂く事が出来ました。そして、人を育てるという事は
自分自身も成長の機会だという事も改めて教えて頂きました。

教える立場だと、悩む事も多く、人それぞれ成長の仕方や、
教え方を変えないとうまくいかないので、本当にしんどいと
思う事が多くあります。

けれど、この話を聞いて、このしんどさも自分自身を
成長させてくれているんだなと改めて思いました。
確かに、最初の頃の新人教育に比べると少し自分自身の
ゆとりが違ってきているように思います。

また、こうしなければいけないという考え方も
柔らかく出来てきているように思いました。
これも4年新人研修を担当させて頂いたからなのかな、と実感しました。

ホスピタリティという真心のこもったサービス。考えて行動する
心のゆとりを私は未だ持っていなかったように感じます。
患者様が歯科に来院されるというその背景を考えたこともありませんでした。
おもてなしの心のデーター化、数値化など想像すらしたことがありませんでした。

しかしながら命題の解決方法はどれもこれも納得の行くお話しで
患者様の心理を読み取る技術、サービスの3Hである
Heart,Head,Handをつかうということ、
集団のかたの快適さを守るということ、形や物には残らないが
こころに残るのがホスピタリティであるということなど大変感動いたしました。

また1つ発見という成長とともに新たな課題、
おおきな課題が見つかった気がいたします。
明日からまた胸を張って業務に取り組みたいと思いました。
院長ありがとうございました。

 

 

 <これからも学び続ける 寄田幸司>

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