院長ブログ

[’16/12/26] 研修医日報

今月より、2月まで私たちの医院で研修を受けている
岩手医科大学の研修医 増田幹雄先生

今回、「スーパードクターになるためのワクワク日誌」という
タイトルの日誌が、私の元に届きました。
それが、コレ。


今回はその中で、以下について紹介します。

 

受けた指示・アドバイス・新ルール

・RCCの時、パノラマを見て根が太ければ、15号ではなく
35号などの太いファイルから、始める。
・抜歯の時へーベルは、近心頬側隅角に入れるので、8番抜歯の時は
口を軽く閉じてもらって行うと、やりやすい。
・カリエスチェッカーで染まった部分は、うすいピンクも含め、全て削る。
・根治の時に根管内に唾液が入らないよう、注意する。
・RCCなどの処置は、時間になったら途中でも終わる。
・RCC後に白ベースで仮封する時は、綿球を置く。
(次回の時にパーフォレーション(穿孔)する原因になるか)
・診断できるようにする。
・一つずつ、可能性を消して、診断する。
・11歳で、ブラキシズムがあり、前歯部が摩耗していても、成長しきっておらず、
 精神的にも不安定なので、NGする場合は、大学生になってから。
・フルキャストクラウンをセットした後、咬合痛がある場合、咬合が高いことが
 多いので、バイトをチェックする。その際、咬合紙の抜けてる部位もチェックし、
 フルキャストクラウンの部位が強く抜けていたら、咬合が高い。
・大臼歯の形成で、スライス勝人を入れる時、バーを垂直にたてる必要はない。
・C、Pul、P、Per、咬合性外傷のごれに当てはまるかきっちり考える。
・咬合痛がある場合、咬合は嵌合位での早期接触や、側方運動のときの
咬合干渉がないか、チェックする。

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今日の気づき・反省・感想・改善点・これからやろうと
思うこと・意見・提案

・10代の、若い人の根管は、太い。
・大臼歯の根は、遠心に湾曲している。
・根治の時、途中でうがいさせると根治が汚染されるので、
 やってはいけない。
・抜歯後のSPの後は、お分けを飲んでもよい。
・自分で診断できれないので、どうすれば診断できるかを考える。
・妊娠4~8カ月は、麻酔、抜歯問題なくできる。
・歯顎部のレジン充填は、とれやすい。
・自分で診断できるように、どこにどんな痛みがあって、どんな症状があるか
 みて、何をどうすれば良いか考えて報告する。
・口腔内と、口腔外では全然違うということがわかったのでファントルに
 取り付けて練習しようと思います。
・7番の形成で、スライスカットがうまくできず、インレーを大きくせざるを
 得なくなってしまいました。

 


研修期間
は限られていますが、成長あるのみ。
是非、積極的に行動してほしいです。

 

<成長あるのみ  寄田幸司>

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