院長ブログ

[’17/12/6] 人を大切にする経営学会 関西支部 第4回例会

先日11月30日(木) 13:00~17:00
人を大切にする経営学会 関西支部 第4回例会」に、経営サポーター
髙橋さん谷口さんに、参加して頂きました。

髙橋_プロフィール  谷口_プロフィール

場所は、大阪市中央区谷町2丁目にある、ル・クロ・ド・マリアージュです。

タイムスケジュールは、以下の通り。

【講演 1】 13:40 ~ 14:40
「今こそ人を大切にする経営が企業救う 」
人を大切にする経営学会 会長、法政大学院策創造研究科 教授
坂本 光司

1947年静岡県焼津市生まれ。法政大学経営学部卒業。
公共産業支援機関、浜松大学教授、静岡文化芸術大学教授 を経て 2008 年より現職。
「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞審査委員長等、公職を歴任。
専門は中小企業経 営論、地域経済論、福祉産業論。
これまで 8000 社を超える中小企業を訪問・調査。

67万部のベストセラー、『日本でいちばん大切にしたい会社 1~5』(あさ出版)
『社員と顧客を大切にする会社 』 (PHP 研究所) など、著書多数

【講演2】 14:50 ~ 15:50
「人間であれば誰だって」
東海バネ工業株式会社 
代表取締役社長 渡辺 良機

1945年大阪府生まれ。1984年社長就任。
2012年藍綬褒章授章。
社団法人日本ばね工業会顧問。
1934年創業。ISO9001・14001・AS/EN/JISQ9100認証企業。
2003年~関経連関西IT活用企業百撰3年連続優秀賞受賞。
2004年度 経産省全国IT活用企業百選最優秀賞受賞。

2006年経産省「元気なもの作り中小企業300社」認定。
2008年ポーター賞受賞。
2009年「中小企業IT経営力大賞2009」大賞(経済産業大臣賞)受賞。
2010年「日本マーケティング大賞」奨励賞受賞。
2015年「第6回ものづくり日本大賞」経済産業大臣賞受賞。

【講演3】 16:00 ~17:00
「社員は家族!社員の成長が会社の成長 ~ 料理人が福祉に挑戦する理由~」
レストラン ル・クログループ オーナーシェフ 
黒岩 功

19歳でヨーロッパに渡り、三つ星レストランで修行を積み本場のフランス料理を学ぶ。
帰国後、有名レストランで料理長を努め2000年に独立。
現在は関西に4店舗、フランスに1店舗の仏料理店を経営。

ウェディング事業やプロデュース事業、 また出版を機に講演活動も行う。
2015年(一社)FUKUROを立ち上げ、障がい者福祉事業所を京都と大阪に開所。

業界のプロが福祉とコラボする事で福祉の世界を変え、新たな価値を創造する。

そして、その感想の一部です。
ご興味のあるあなたは、お読み下さいね。

 

「人を大切にする経営学会」に参加して

 セミナーは、3人の方が講演する三本立ての形式でした。

一番最初にお話しされていたのは、「日本で一番大切にしたい企業」の発起人である、
法政大学教授の、坂本光司先生です。

御高名の方のお話を、実際に目の前にして聞けるというのは、私にとって大変貴重な経験です。
「いい会社とは」「日本で大切にしたい企業とは、どういった組織形態か」などのテーマで、
約一時間、ご講演下さいました。

すごく当たり前で、でも難しくてできていない会社つくりについて、正面から向き合う形で
お話しされているな、というのが私が受けた印象です。

話の内容以上に、本気でよい会社、組織を世の中に増やし、誰もが幸せに生きるために
努力しなければいけない、という考えが伝わり、その想いに素直に勇気付けられました。

 2番目にお話しされたのは、東海バネの渡辺良機社長です。
「人間であれば誰だって」というテーマで、お話しされていました。

日本の「働力の低下の下支え」をしているのは、中小企業である、という切り口でお話しされ、
「人を育てるのに必死なのが中小企業」とおしゃっていた言葉には、説得力がありました。

渡辺社長自身は、社内の人間を育て、会社を成長させるということに大変苦労されたそうです。
社長就任の頃は、社員にいろんな提案をしたり、社員を引っ張っていこうと強く働きかけたり
したそうですが、熟練の社員ほど、言うことを聞いてくれなかったそうです。

社員のマネジメントに何年も悩んだ結果、「社員や組織の欠点つぶしをするのではなく、
長所を見つけて伸ばしていこう」と心を決め、そこから社員の前向きな行動が引き出せて
いったと、おっしゃっていました。

渡辺社長の「ダイヤの石もみな同じ」とおっしゃっていた言葉が、今でも強く心に残っています。
社員の定着率を伸ばし、共に成長できる組織作りをするヒントになると感じたので、
「長所を伸ばし、人を成長させる」という言葉の意味を、これまで以上に意識してみようと
思いました。

 最後にお話しされたのは、ル・クログループの黒岩社長です。

ヨリタ歯科25周年パーティの時や、去年のセミナーでご講演を聞いている方ですが、
また同じ話を聞いても、私はとても心を動かされました。
話が上手で、あらゆる意味で人に影響力を与える方でありながら、とても腰が低い姿勢に、
とても尊敬の念を、感じます。

また、今回初めて聞いた話で、障碍者雇用に力を入れているという事実に、
とても、驚かされました。
「なぜ障碍者雇用をするのか」というお話には一貫性があって、これまで考えたことの
なかったような価値観に出会えたことが、とてもいい影響になったと思います。

 「企業が人を大切にするということ」について、それぞれ違う切り口でお話を
聞くことができ、自分の価値観を見直し、高めていくための良い機会になったと思います。

 

「人を大切にする経営学会」に参加して

坂本教授の講演では、いい会社の定義について、多くの事例を交えてお話下さいました。
一貫したメッセージが、「いい会社では、従業員の人間らしさを貫ける風土」があること。
その風土づくりに欠かせないのは、従業員ひとりひとりに合った「ありがとう」を
見つけることが、重要であると感じました。

最も印象的だったのが「世の中、使い物にならない人はいない」という言葉です。

私は、人の育成において、人の欠点に目がいきやすく、欠点を無くすことに注力して
いました。
また、渡邉氏は「機会は償却されて価値が下がるが、人は価値を上げられる」と
話されました。今後は、従業員のええとこを発掘できるような、磨き方(観察・行動強化の
声かけ)をもっと学び、実践していきます。
そして、ダイヤモンドを磨くためには、磨く方に価値がなければならないと思います。
切磋琢磨の言葉があるように、自分自身も磨いていきます。

最後に登壇された株式会社クロフーディングの黒岩氏は、障がい者支援に参入され、
その道程を、説明して下さいました。

黒岩氏は、障害やコンプレックスを、自分の力を変える事ができるとおっしゃいました。
この話を通じて、一般的にはネガティブにとらえられることを否定せず、認め、受入れ
共生することの大切さを、感じました。
コンプレックスは「なりたい自分が(認知している・いないに関わらず)わかっている」
から生じるものだと、思います。
見方を変えて、コンプレックスと上手く付き合えるようにしたいです。

また、黒岩氏と障がい者の関わりを通じて、障がい者の現実を知ることができました。
障害という、身体的・精神的なハンディは、確かに存在します。
しかし、障がい者の皆にも「こうなりたい」という大きな目標や夢があり、
むしろ健常者の方がバリアを張っているのだと、気付かされました。

黒岩氏は「家族」という言葉を、重用されていました。
今後、クロフーディングは障がい者の就労施設を展開するだけでなく、地域の人々に向けた
サービスを展開されます。
従業員だけでなく、地域の人々も家族にする取り組みを聞いて、私もチャレンジしたいという
気持ちにさせていただきました。

今回も、このような機会をいただき感謝します。
ヨリタ歯科クリニックでも、家族の笑顔をたくさん見れるよう、邁進いたします。

 

追伸

一昨日の診療終了間際、約4年前スマイルサポーター(滅菌消毒スタッフ)として
勤務して頂いた小倉 貴子さんが、私たちの医院を訪問してくれました。

何と、移転5周年のお祝いのお花を、持ってきて下さいました。

 

予想もしていなかったことなので、大変驚きました。
退職後、約4年経過しているにも関わらず、私たちの記念日を憶えて頂き
そして、お祝いして頂けること、まるで夢のようです。

また、私が書いた給与明細に添えている手紙も、大切に保管して頂いて
時々、今でも読み返しているとのこと。

これにも、ビックリです。

これからも、人とのご縁とご恩を忘れず、人を大切にする経営が大事であること
小倉 貴子さんから、教えて頂きました。

 

<一瞬で、タイムスリップ  寄田 幸司>

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