歯の はえかわりについて

今回のテーマは、歯のはえかわりについてです。
こどもの歯とおとなの歯のはえかわる時期や、
またその頃に気をつけてほしい事などを、
お伝えしたいと思います。
あなたのお子様の歯も、一度チェックしてみてあげて下さいね。

<乳歯の場合>

<永久歯の場合>

乳歯は通常、永久歯が生えてくると
抜けますが、まれに永久歯が生えてくる
時期になっても抜けないことがあります。

これは永久歯が生まれつきなかったり、
何らかの原因で乳歯が抜けなかったりするためです。

●永久歯がうまれつきない場合＝先天性欠如

そのままで問題ありませんが、
むし歯などで乳歯が弱くなると
抜けてしまいます。
そのため、将来的には歯を補う治療が必要となります。

先天性欠如がよくみられる部位は、
上下２番と上下５番です。

●何らかの原因で乳歯が抜けなかった場合

乳歯が抜けていないのに、永久歯が生えてきたのを放っておくと
永久歯が変な場所に生えてしまうことがあります。
乳歯が抜ければ、永久歯は正しい位置に戻ることが多いです。

●歯の生え変わりに気をつけること

生えたばかりの歯は、酸に弱く、むし歯になりやすいです。
またこの時期のお口の中は、乳歯と永久歯が入り混じり
とても複雑で、汚れもたまりやすくなるので、
より丁寧な歯みがきを心がけて下さいね。
また歯医者さんで定期的に健診を受け、歯みがきの仕方や、
生えかわりの進行をチェックしてもらうことも大切です。