ワクワク楽しい経営日記

vol.237  2016 ワクワク楽しい経営日記パート10 ~笑顔とありがとうがあふれる、日本一の歯科医院作り」 その10 会社訪問① 徳武産業株式会社~

足の不自由な高齢者や、障害者のための、ケアシューズ「あゆみ」を
作っている、
香川県さぬき市にある、徳武産業株式会社さんに、
スタッフ2名を連れて、
見学に行ってきました。

ちょうどその日は、地域の住民の皆様限定倉庫市が開催され、
私たちも早速、参加してきました。
会場は
たくさんのお客様で、いっぱいのでした。

また、本社横には、「あゆみガーデン」がありました。
夏にはここでは、バーベキューも行っているそうです。

落ち葉もまったくなく、社員の人たちが毎朝清掃しています。
また、会社周辺も毎日おそうじしています。
それは、地域の皆様に、いつもご迷惑をかけているからとのことでした。
多分、その言葉に反し、地域の人は地元に徳武産業さんがあることに、
誇りをもっている方も、多数おられることでしょう。

清掃道具も、きれいに整理整頓されています。

また、お忙しいにも関わらず、私たちのために
十河 孝男 会長が、約2時間お話しをして頂く機会がありました。

そして、それに関するたくさんの資料も見せて頂きました。

さらに、靴を形成する過程を詳しく説明して頂きました。
ここでは、その人に合った
オーダーメイドの靴を手作りで、
1足ずつ、作っていました。

同社の弱き人のための靴づくりの姿勢が、評価され、
ユーザー様が、連日たくさんの
感謝のお手紙が届きます。

これだけを見ても、「あゆみシューズ」がいかに多くの人に愛されているか、
わかりました。

それを実現したのは、十河会長の強い信念と、行動力、そして社員を想う心
地域の人を大切にする気持ちなのです。圧倒的な存在力人間力でした。

この人なら、ついていきたい。そんなオーラに満ちあふれています。
そして頂いた名刺の裏に書かれた言葉。

「あゆみ」の原点 はける靴が欲しい。そして、風を感じたい。

歩行に不安や困難を感じる方々の、切実な願いを叶えること。

これがあゆみの原点です。あゆみは、誠意を尽くしてあなたの足を守ります。

「困ったときのあゆみ」、こう呼ばれることが私たちの誇りです。

日本一の「ありがとう」の数。これが私たちの勲章です。

以下は、参加者の感想の一部です。
ご興味のあるあなたは、お読み下さいね。

行かせて頂いた日は、ちょうど地域の方限定の社内セールの日で、
駐車場の誘導をしておられる社員の方も素晴らしく、元気でキビキビしていて、
見ていて気持ちが、良くなりました。

会社に着いて一番にあんなに元気で楽しそうにしている方から、あいさつして
頂けたら、やっぱり良いもので、私も真似していきたいです。
買いに来られている高齢者の方々も、とても
活き活きして、
靴を選んでいらっしゃいました。

日本一の『ありがとう』の数。これが私たちの勲章です。
そしてそのありがとうの勲章をしっかり形にされていて、
社員の
やる気モチベーションにダイレクトに繋がっていて、素晴らしいなと思いました。

送られてくるお葉書を見せて頂き、あゆみの靴を手に取られ喜んでらっしゃる姿が
次々と、浮かんできました。
あんなに
すてきなお手紙が頂けると、本当に何よりも嬉しいですし、
ここで働かせて頂いていることに心から
感謝でき、また、何かしてあげたいと思うことは、
やっぱり
当然のことになるんだと、思いました。

清掃道具一つ一つどれを見ても土ひとつ付いて無くキレイに並んでいて、
次に使う人のためにという思いが、どれを見ても伝わってきました。
よくある、テプラで直す場所に貼ったりしていて無くても、
きっちりと直されている道具をみれば、
社員一人一人の優しさや思いやり
当然、伝わってきます。

十河会長の行動を見聞きして、まさに「率先垂範」「言行一致」を徹底している
方であると感じました。直接、
事業に関わる事決定事項はもちろんのことですが、
コスモス畑の手入れや地域清掃など、何事も、会長自らが一番に行っているのが
印象的でした。

そして、自分が提案した事や、他人の評価に至るまで、話すことの軸がある事が
印象に残りました。たとえ苦言であっても、しっかりと従業員ひとりひとりに向き合い、
ひとりひとりに、寄り添っていました。

従業員の皆様が「会長の言う事だったら、間違いない
会長のためなら、なんとかしたい」という言葉が出てくるのは、会長自らが正しい価値観
もって背中を見せているからだと、感じました。

そして、日祝をはじめほとんど休んでいない点にも驚かされました。
良い経営者になるのは、良い人格をもち、良い言葉を使い、良い方向へ人を導く事が
できるということを、教えて頂きました。

このような人財になるための取り組みが、仕組みとして落とし込まれていることが、
今後のCE事業部立ち上げにおいて、
重要になってくると思いました。

徳武産業では全スタッフ交代制の早朝ミーティング価値観を揃えるための共通教材を
使ったワークなど、インプットだけでなく、「
話す」「書く」といったアウトプットを中心に、
行っています。

自分の考えや、思いを考えるきっかけになる事。
そして、相手に伝わるように説明する
トレーニングができます。

前職において、私は徳武産業たんぽぽ日和という商品を販売していました。
シューフィッティングの接客をした時には、お客様から、
足が楽になった、ありがとう」という言葉を、いただいた事が思い出されます。

購入されるほとんどの方が、たんぽぽ日和を履いて帰られていく姿を、
目にしました。
一つの商品が、これだけ誰かの意識や、心の持ち方を変えられるのかと思った瞬間でした。

―今回の学びー

笑顔とありがとうがあふれる、日本一の歯科医院には、
率先垂範、言動一致している、カリスマ経営者がいます。

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